大学受験に必要な勉強時間は?
大学受験に合格するためには当然ですが勉強する必要があります。
志望校に合格するためにはどれくらいの勉強時間が必要なのか?
知りたい受験生は多いと思います。
大学受験に必要な勉強時間は個人差があるので、
一概にどれくらい必要なのかは言えないです。
大学受験というのは
- 現状の学力レベル
- 志望校合格に求められる学力レベル
の差を埋める作業であり、これらは2つのは個人によって異なるのでケースバイケースです。
と、個人差がありすぎるので、一概にどのくらい必要かというようなことは言えません。
ざっくりとした目安をご紹介します。
ベネッセ教育研究開発センターの
『第4回学習基本調査・国内調査報告書・高校生版』などを参照にしたデータでは、
受験期の学習時間を示したグラフでは最頻値は5時間でした。平均値は4.5時間でした。
ただし、こちらはあくまで高校3年生全体の平均であり、
大学受験をしない人も多く含まれている点に注意が必要です。
ベネッセ総合研究所が実施した高校3年生の1日あたりの平均勉強時間は3時間41分です。
また、入学偏差値の高い大学に入学した生徒ほど受験勉強の時間が長いことがわかります。
仮に3年間を合算した数値で比較した場合、偏差値45未満を1に対して
- 45以上55未満:1.135
- 55以上65未満:1.352
- 65以上:1.538
となります。
当然ですが偏差値が高い志望大学を受験する人は勉強時間が長いです。
ケース別の大学受験に必要な合計勉強時間
ケース別の大学受験に必要な合計勉強時間をご紹介します。
当然ですが、早くから受験勉強を始めるほど、
1日あたりに必要な勉強時間は少なく済みます。
受験勉強開始時期が遅れれば1日に長時間勉強しないと志望校合格に間に合いません。
国公立大学を志望する場合の勉強時間
国公立大学を志望する場合の勉強時間は、
基本的に同ランクの私立大学と比べても勉強時間が多くなります。
私立大学は3科目受験が多いですが、国立大学は基本的に7科目が受験科目になっています。
1科目あたりに求められるレベルの高さは私立大学の方が上ですが、
それでも国公立大学のほうが総合的には上です。
国立大学は
- 共通テスト
- 二次試験
の結果で合否が決定します。
共通テストでしか使用しない科目は求められるレベルが高くないので、
時間はかからないですが、二次試験で使う科目は高いレベルが求められるので
しっかりと対策しておくべきです。
私立大学を志望する場合の勉強時間
私立大学を志望する場合の勉強時間ですが、
- 各大学
- 学部
- 受験方式
によって必要な科目や出題形式も大きく変わるので必要な勉強時間も変わります。
また、科目毎の配点も様々なので、配点の高い科目に多くの勉強時間を割くと良いです。
まとめ
今回は大学の受験勉強の時間についてでした。
一概に受験勉強の時間がどれくらいが正解と言うのはありません。
勉強時間が少なくても効率が良ければ合格できますし、
勉強時間が多くないと合格できない人もいます。
ですので、時間も大切ですが1回、1回の勉強を
質を高いものにすることが重要だと思います。
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