「暗記が苦手で、覚えてもすぐに忘れてしまう」
「単語や年号を覚えても、テストになると思い出せない」と悩んでいませんか。
結論から言うと、暗記が苦手な人ほど、情報を文字だけで詰め込むのではなく、
図と結びつけて整理する「マインドマップ」を使うと記憶に残りやすくなります。
マインドマップとは
マインドマップとは、教育コンサルタントのトニー・ブザン氏が提唱した、
自分の考えを文字と絵で整理する表現方法です。
あるテーマを中心に置き、関連する内容を木の枝が伸びるように放射状につなげていきます。
カナダのサイモンフレーザー大学の研究者らが2006年に発表したメタ分析(先行研究55件、
5,818人分のデータを対象に検証)では、
マインドマップに近い概念・知識マップを使いながら学習すると、
何もしない場合に比べて記憶の定着に中程度から大きな効果が見られたと報告されています。
ただし、効果には個人差があり、
もともと学習能力が高い人には効果が小さいという指摘もあるため、
万能の方法として過信しすぎないことも大切です。
出典はNesbit氏とAdesope氏による2006年のメタ分析(Review of Educational Research誌掲載)で、
確認日は2026年8月3日です。
受験勉強にマインドマップを勧める理由
マインドマップが受験勉強に向いている理由は、主に次の3つです。
- 全体を一目で把握できる
- 文字とイメージの両方で記憶に残りやすい
- 復習のたびに書き足せる
全体を一目で把握できる
マインドマップは、中心にテーマを置き、そこから複数の枝が放射状に伸びていく形で、
それぞれの枝にキーワードを書き込んでいきます。
そのため、1枚のマインドマップを見るだけで、
情報全体のつながりや重要なポイントを思い出しやすくなります。
文字とイメージの両方で記憶に残りやすい
マインドマップは、単語やキーワードといった文字情報と、
イラストや色分けといった視覚情報を組み合わせて表現します。
文字だけで覚えるよりも、視覚的な情報を合わせることで記憶に残りやすくなるとされています。
また、知識を思い出しながら自分の手でマップを作っていく作業自体が、
わかったつもりで終わらせず、記憶の定着を助けてくれます。
復習のたびに書き足せる
一度作ったマインドマップは、繰り返し見返すことができます。
新しい発見や苦手な分野に気づいたときは、後から書き足すこともでき、
そのたびに記憶がさらに強化されていきます。
手を動かして書く作業自体を楽しめるという声も多く、
味気ない暗記作業に比べて取り組みやすいのも利点です。
マインドマップの作り方
マインドマップは、次の5つのステップで作成します。
- STEP1メインテーマを書く
- STEP2関連する要素を書く
- STEP3テーマと要素をつなぐ
- STEP4イメージを入れる
- STEP5実際に記憶する
メインテーマを書く
紙の中央にメインテーマを書きます。
例えば歴史上の人物を覚えたいときは、その人物名を中央に書きましょう。
関連する要素を書く
中央にメインテーマを書いたら、そこから派生する言葉をいくつか書き出します。
関連する要素は、文章ではなく単語やキーワードで書くのが基本です。
テーマと要素をつなぐ
関連する要素が増えてきたら、言葉と言葉を線でつないでいきます。
イメージを入れる
マインドマップの本質はイメージ化にあります。
絵やイラスト、簡単な図をどんどん書き加えていきましょう。
実際に記憶する
マインドマップが完成したら、実際に記憶していきます。
関連性やイラストから視覚的に情報をインプットしていくことで、
イメージとして記憶が定着しやすくなります。
マインドマップ作成に使えるアプリ
手書きが苦手な人向けに、マインドマップを作成できるアプリを2つ紹介します。
| アプリ名 | 特徴 | 料金 |
|---|---|---|
| XMind | PC・スマホ間で同期しやすい定番アプリ | 公式サイトで要確認 |
| MindMeister | ブラウザで使えるウェブアプリ | 公式サイトで要確認 |
料金プランは変更されることがあるため、
利用前に必ず各アプリの公式サイトで最新の情報を確認してください。
XMind

XMindは、マインドマップアプリの中でも定番として広く使われています。
クラウドサービスと連携することで、
パソコンとスマートフォンの間でデータを同期させることもできます。
MindMeister

MindMeisterはウェブアプリのため、デバイスを問わずに利用できます。
無料プランに加えて有料プランも用意されているので、
必要に応じて公式サイトで最新の料金プランを確認してください。
マインドマップは、英単語や年号のような暗記だけでなく、
化学の無機・有機分野のように覚える範囲が広い科目の整理にも活用できます。
My Self_Learnでは、暗記した内容が入試問題で実際に使えるかどうかを、
化学テストゼミや単元別の確認テストを通じて確かめています。
マインドマップなどで整理した知識を、テストで使える状態まで定着させたい方にとって、
My Self_Learnの学習管理は活用しやすい仕組みです。
試験のために使える記憶にするトレーニング!!1分間ライティングについて詳しく知りたい方は、
こちらの記事もご覧ください。
五感をフル活用して効率よく暗記ができる方法についてもあわせて確認しておくと理解が深まります。
化学の暗記が苦手な方は、
化学の暗記のコツも、
参考になります。
また、せっかく覚えても忘れてしまうなら、
詳しく解説しています。
そのほか、丸暗記がすぐ抜けてしまう時は、
あわせてご覧ください。
さらに、すきま時間を暗記に使いたい場合は、
参考になるはずです。
【記憶がどんどん定着する】受験勉強の暗記に役立てる画期的な『マインドマップ』についてまとめてみた:まとめ
今回はマインドマップについて解説してきました。
マインドマップは、情報を整理し、記憶を助けるための方法です。
マインドマップは受験勉強の暗記に役立てることができます。
もし興味があればぜひマインドマップを受験勉強に役立ててみてください。




コメント