塾と予備校の違い
大学受験のために塾か予備校に通おうと思っても、どちらを選べばよいか迷う人は多いと思います。
塾と予備校には、指導形式や講師との距離感などにはっきりとした違いがあります。
どちらが優れているというものではなく、自分にはどちらが合っているかという視点で選ぶことが、志望校合格に近づく近道になります。
本記事はMy Self_Learnが運営しています。各塾・予備校の公式情報を確認したうえで、指導形式・進路指導・費用などの比較基準に基づいて紹介します。
指導形式
授業式の塾では、講師が生徒に質問をしたり、その場で問題を解かせたりしながら進めます。
予備校のような一方通行の講義ではなく、講師と生徒が会話を交えながら進めるケースが一般的です。
また、塾では基礎学力の習得から対応できることが多いのに対し、予備校ではすでに基礎学力がある前提で、より専門的な入試対策の授業が行われるケースが一般的です。
塾は苦手科目の補習や定期テスト対策など、個々の課題に応じたレベルアップを目指す場が中心です。
予備校は講師が生徒に向けて説明する講義式が中心のため、生徒側は受け身になりやすく、その場で気軽に質問することは難しい傾向があります。
一方で、予備校には大学別の入試情報が豊富に揃っており、各大学の出題傾向や入試対策を研究したうえで指導が行われています。志望校の出題傾向に合わせた講義を受けられる点は、予備校の大きな強みです。
- 授業式
- 基礎学力の習得から対応可能
- 個々の課題に応じてレベルアップ
- 講義式
- 基礎学力がある前提
- より専門的な入試対策学習
先生との距離感
塾は予備校に比べて1クラスの人数が少ない傾向があり、講師と生徒の距離が近くなりやすいです。
そのため質問できる機会が多く、疑問点をその場で解決しやすい環境が整っています。苦手科目の克服や成績アップにつながりやすい点もメリットです。
予備校は講義式のため、講師が生徒を指名して答えさせる場面は少なく、特に大規模な教室では講師と生徒の距離が離れやすく、気軽に質問しにくい傾向があります。
- 人数が少なく講師と生徒の距離が近い
- 個々に合わせたサポート
- 気軽に質問しやすい
- 人数が多く講師と生徒の距離が遠くなりやすい
- 全体に合わせたサポート
- 気軽に質問しにくい傾向がある
進路指導
塾は講師と生徒の距離が近いため、講師が各生徒の特徴や状況を把握しやすく、一人ひとりの状況を踏まえた進路指導を行いやすい傾向があります。
予備校は塾に比べると、進路指導が手厚くない場合が多いとされています。
受験勉強の疑問点や進路について講師と相談しながら決めたい場合は、予備校よりも塾の方が合いやすいと言えます。
- 一人ひとりに合わせた進路指導を行いやすい
- 進路指導は手厚くない場合が多い
費用
一般的な相場として、個別指導塾の年間費用は約76万円〜141万円程度、集団授業塾は約66万円〜101万円程度とされています。個別指導は講師1人が同時に担当できる生徒数が少ないため、集団指導より費用が高くなる傾向があります。
予備校の年間費用の相場は約50万円〜100万円程度で、浪人生の場合は60万円〜100万円程度になることもあります。
塾・予備校とも、指導形態や受講科目数、季節講習の有無によって費用は大きく変わるため、単純にどちらが高い・安いとは言い切れません。
費用は必ず公式サイトで確認してください
上記の金額は一般的な相場の目安です(2026年8月確認)。実際の費用は学年・科目数・季節講習の有無によって変わるため、検討中の塾・予備校の公式サイトまたは説明会で最新の料金を確認してください。
- 個別指導は年間約76万円〜141万円が目安
- 集団授業は年間約66万円〜101万円が目安
- 年間約50万円〜100万円が目安
- 浪人生は60万円〜100万円程度になることも
塾のメリット
塾には、個別対応や進路サポートの手厚さといった強みがあります。
塾のメリット
- 個人のレベルに合わせて基礎から学べる
- 講師との距離が近い
- 進路指導や学習サポートが受けられる
個人のレベルに合わせて基礎から学べる
塾では、苦手な科目を基礎の内容から学び直すことができます。
講師が生徒一人ひとりの得意・不得意を把握したうえで、個人のレベルに合わせた学習をサポートしてくれます。
講師との距離が近い
塾は授業形式のなかで講師と生徒がコミュニケーションを取りやすいことが特徴です。
個別指導を行っている塾であれば、集団授業に比べてじっくりと教えてもらいやすくなります。
進路指導や学習サポートが受けられる
塾講師は生徒の志望校や性格を把握していることが多く、手厚い進路指導を受けやすい環境です。
個々の成績や学習スタイルに合った勉強法を提案してもらえることもメリットです。
塾のデメリット
一方で、塾には講師の質のばらつきなど、事前に知っておきたい注意点もあります。
塾のデメリット
- 講師の指導力にばらつきがあることがある
- 好きな講師を自分で選べないことが多い
- 予備校に比べて志望校別の入試情報は限定的な場合がある
講師のクオリティーは高くないことが多い
塾講師には大学生アルバイトが担当する場合もあり、予備校の講師と比べると指導力にばらつきが出やすい傾向があります。
正社員の塾講師であっても、授業以外の業務を兼務していることが多く、塾によって授業の質に差が出ることがあります。
好きな講師を選ぶことができない
塾では基本的にクラスごとに講師が割り当てられ、自分で好きな講師を選べないことが一般的です。
そのため、相性が良くない講師に当たっても変更が難しい場合があります。
予備校のメリット
予備校には、講師の質や志望校対策の専門性といった強みがあります。
予備校のメリット
- 好きな講師の授業を選んで受けられる
- 講師のクオリティーが高い傾向がある
- 受験・志望校に特化した対策が可能
好きな講師の授業を選んで受けられる
予備校はコースなどによって決められたコマ数のなかで、好きな講義を選べます。
多くの講義が開講されているため、自分に合う講義を選びやすく、大手予備校であれば人気講師や有名講師の講義を受けられることもあります。
講師のクオリティーが高い
予備校講師は講義以外の雑務を担当することが少なく、塾講師と比べて講義内容のクオリティーが高い傾向があります。
生徒が講義を自由に選べる仕組みのため、説明の分かりやすい講師の評判が広まりやすく、講師選びで失敗しにくいこともメリットです。
受験・志望校に特化した対策が可能
予備校は大学受験のための学び場であり、受験対策のノウハウが豊富です。
大学別の入試情報も揃っているため、志望校に的を絞った効率的な対策がしやすいことも強みです。
予備校のデメリット
予備校を検討する際は、基礎力や自主性が求められる点にも注意が必要です。
予備校のデメリット
- 基礎ができていないと講義についていけないことがある
- 講師との距離が遠くなりやすい
- 講師から進路指導を受けにくいことがある
- 自主性が求められる
基礎ができていないと講義についていけない
予備校の講義は、学校の授業を一通り学習していることが前提になっている場合が多いです。
クオリティーの高い内容を学べる一方、基礎の基礎までは解説されないことがあるため、基礎が不十分な受験生は講義の内容を理解しにくい場合があります。
講師との距離が遠い
予備校の講義は多くの受験生と一緒に受けるため、個人の学力に合わせた対応は受けにくい傾向があります。
講義中にわからない部分があっても、その場で質問しにくいことも多く、特に大手予備校では講師と生徒の距離が離れやすいです。
講師から進路指導が受けられない
予備校では、講師が進路相談に応じるケースは少ないと考えておきましょう。
志望校を決めてから対策を進めるスタイルが基本ですが、塾によっては進路指導や学習相談に対応している場合もあるため、気になる場合は問い合わせてみるとよいでしょう。
自主性が求められる
予備校は講義を聞くだけでは学力が身につきにくく、自分で予習・復習を行う自主性が求められます。
さまざまなコースが用意されていても、受講生自身が活用できなければ学力アップにはつながりません。
塾と予備校、自分はどちらに向いているのか?
ここまでの違いを踏まえて、自分が塾と予備校のどちらに向いているのかを考えてみましょう。
塾に向いている人
塾に向いているのは、大学受験に向けたサポート体制を重視したい人です。
苦手科目の克服や得意科目の強化など、今の自分に必要な課題を提示してもらいながら、それに沿って勉強を進めたい生徒に向いています。
生徒一人ひとりに合った指導を受けながら、大学入試合格に向けた準備をしたい人に適しています。
予備校に向いている人
予備校に向いているのは、自分のペースで考えて行動したい人です。
予備校が提供する大学別の入試情報を参考にしながら、自分で学習計画を立て、用意された対策の中から自分に合ったカリキュラムを選んで組み立てられる人に向いています。
自主性を持ってしっかりと自己管理できる人ほど、予備校を活用しやすいと言えます。
My Self_Learnとの相性
松山市で、化学の入試対策、個別の質問対応、確認テストによる理解度の把握、志望校に合わせた学習管理を重視する場合、My Self_Learnは有力な候補の一つです。
一方、大規模な集団授業や全国規模の校舎網、志望校別に豊富な講義を自分で選びたい場合は、予備校も含めて比較して選ぶことをおすすめします。
あわせて、
塾の自習室だけ使いたい!!自習室のみ利用が可能な塾は存在するのかの記事も参考にしてみてください。
塾と予備校の違いとは?費用・メリットデメリット・向いている人を比較:まとめ
塾と予備校は似ているようでかなり違います。
それぞれの特性をよく知った上で賢く活用して、
自分の成績アップや志望校合格へと繋げてきましょう。




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