高校の部活と勉強と両立に悩む受験生
大学受験を控えた高校3年生の中には、
最後の大会のために部活を続けている人もいると思います。
- 受験勉強を真剣にやりたいけど、部活も頑張りたい
- 授業と部活に精一杯で受験勉強ができていない
と大学受験と部活の両立という問題は受験生にとって一つの悩みです。
もちろん部活も受験も両立させることがベストだと持っています。
そこで、大学受験と部活を両立させる方法を今回は紹介していきます。
部活と勉強と両立できない受験生の特徴
- 受験対策をしていない
- 部活が忙しくて勉強する時間がない
- 日頃の授業をサボる
- 疲れているから勉強を後回しにする
受験対策をしていない
部活を引退してから受験勉強したらなんとかなると思っていたり、
そもそも部活と受験を両立させることを諦めてる受験生は多いです。
学習計画を立て、大学受験と部活を両立させる必要があります。
部活が忙しくて勉強する時間がない
朝練や夜練があって厳しい部活に入っている人は勉強する時間が取れないことも多いです。
日頃の授業をサボる
朝練などで眠たいのはわかりますが、日頃の授業は基礎を身につけるために大切です。
そうした貴重な勉強時間を寝たりサボったりしてしまう人が多いです。
疲れているから勉強を後回しにする
部活で体力的に疲れているからと言って受験勉強を後回しにしている人は多いです。
休息も大切ですが、メリハリを付けて勉強するべきです。
部活をやっていた受験生の強み
- 最後までやり遂げることの力を持っている
- 継続して努力する力を持っている
- 日頃の運動で脳が活性化している
最後までやり遂げることの力を持っている
部活の練習などは非常に厳しく辛いです。
ですが、そうした日々の厳しい練習を耐え抜きやり遂げる力を持っています。
最近ではこうしたやり抜く力である
GRIT(グリット)を部活をやっていた人は備わっています。
継続して努力する力を持っている
部活を一生懸命頑張ってきた人たちは、
継続して努力する力をスポーツなどを通じて学んでいます。
大学受験も基本的にはコツコツと継続して努力できる人が成果を出せるので、
部活を一生懸命頑張ってきた受験生はコツコツ継続して努力する才能があるので、
スポーツ以外でもそうした姿勢があれば受験に合格する可能性が高いです。
入試直前期まで毎日同じ勉強時間で勉強を続ける継続力があるので、
入試直前まで成績を伸ばすことが可能です。
日頃の運動で脳が活性化している
運動と勉強には強い影響があります。
普段から部活で運動をしているのに頭が良い人がたまに居たりしますが、
彼らの脳は運動によって記憶力や集中力が高まっているんですね。
高校の部活と勉強と両立させる方法
- スキマ時間を活用する
- 学校の授業をしっかりと聞く
- 勉強する習慣を身につける
- 勉強と休憩のメリハリをつける
- 定期テストを大切にする
スキマ時間を活用する
スキマ時間を活用しましょう。
- 通学時間
- お風呂の時間
- 寝る前の時間
- 昼休みの時間
というように様々なところにスキマ時間があります。
特に大切なのが電車やバスに乗っている通学時間です。
例えば朝練で学校に向かう片道30分の時間でも往復1時間の勉強時間になります。
もしこれを勉強しているかどうかで考えたら
小さい時間かも知れないですが継続すれば大きなアドバンテージになります。
学校の授業をしっかりと聞く
そもそも部活をしていても学校での授業があります。
部活を引退後から学習塾や予備校に本格的に勉強すると考えれば、
普段の学校の授業をしっかりと聞いて基礎学力を身に着けておくと
より学習塾や予備校に入ってもスタートダッシュしやすいです。
学校で習った知識を全く意味のないものとして
引退後に1から勉強するなんて非効率的です。
しっかりと学校の授業はちゃんと聞くという基本が大切です。
勉強する習慣を身につける
勉強する習慣を身につけるというのは部活をやっていた人には非常に重要です。
今まで勉強せず部活を引退した次の日から長時間勉強できるかというとできないです。
なので、短い時間でも勉強するという習慣を見に付けておくことが大切になります。
- 毎日単語を覚える時間を作る
- 数学の問題を3問ずつ解く
- 現代文を1日1題解く
こうした小さな勉強するという習慣が身についている人は、
部活を引退したあとからも受験勉強に切り替えることができます。
勉強と休憩のメリハリをつける
受験生は日頃から受験勉強で睡眠不足になりがちです。
また部活の後に勉強する時は疲れていることが多いです。
睡眠不足だと勉強に集中できず、効率も落ちてしまいます。
勉強を効率的に進めるためには休息も大切になります。
しっかりと勉強と休息のメリハリを付けるようにしましょう。
オススメはタイマーやストップウォッチを使う方法です。
ここまで終わったら何分休憩するというようにセットしておくとよいです。
定期テストを大切にする
あなたの学校にも定期テストはあると思います。
そして、定期テスト1週間前くらいから、
部活動停止期間があるのではないかと思います。
(部活によっては停止されないこともあります)
定期テストでは、前の定期試験の後から、試験範囲が設定されます。
つまり、定期テストでそれぞれの範囲をしっかりと対策しておくことが重要になります。
本格的な受験勉強は定期テストで学んだことを思い出して
初見の問題に対して対応力を磨くだけです。
定期テストを通じて一度定着した知識を思い出すのは、
それほど大変なことではありません。
入試直前までの長い期間の中を活用すれば、全て思い出すことは出来ると思います。
そして基礎さえ出来てしまえば、過去問演習に集中することができます。
大学受験は部活引退時期からスタートして不利なのか?
大学受験は部活引退時期から本格的にスタートして不利なのかどうかですが、
もちろん受験勉強を高校1年生の時から考えている学生に比べたらもちろん不利です。
しかし、大切なのは部活をしているしていない関係なく、
勉強する人はして、しない人はしないということです。
部活をしている | 部活をしていない | |
勉強している | ○ | ○ |
勉強していない | △ | ✕ |
部活を言い訳にしないことが大切です。
あなたの努力や頑張り次第でしっかりと結果を出すことが可能です。
まとめ
受験勉強は部活を引退してからでも良いというのは安易な考えです。
部活をしていない帰宅部の人たちは部活をしている時間を勉強に費やしています。
そうした差を院内後に巻き返すのは至難の業です。
絶対に志望校に受かりたいという気持ちがあるのであれば、
今からでもコツコツと少しずつでも勉強を進めていきましょう。
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