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【有名大学でも実践されている】受験勉強に役立つコーネル式ノートについてわかりやすく説明してみた

受験勉強 コーネル式ノート 大学受験のノートの作り方

コーネル式ノートとは

コーネル式ノートとは、アメリカのコーネル大学で教育学の教授を務めていた

ウォルター・パウク氏が考案したノート術です。

1962年に出版された著書「How to Study in College」

で紹介されたことをきっかけに広く知られるようになり、

現在でも多くの学習法ガイドで効果的なノートの取り方として紹介されています。

コーネル式ノートの最大の特徴は、ノートを1ページの中で3つの領域に分けて使う点にあります。

ただ授業の内容を書き写すだけのノートと違い、「記録」「整理」「復習」

という3つの役割を1枚のページの中に組み込めるため、

受験勉強のように繰り返し見直すことが重要な場面で特に力を発揮します。

コーネル式ノートの基本的な書き方

コーネル式ノート

コーネル式ノートを作る手順はシンプルです。ノートのページに線を2本引くだけで準備が整います。

  1. ページの上から5〜6行分を残して、下に1本横線を引き「サマリースペース」を区切る
  2. 残った上部のスペースに縦線を1本引き、左側3割程度を「キーワードスペース」、右側7割程度を「ノートスペース」にする
  3. 授業や参考書の学習中はノートスペースにメモを取り、キーワードスペースとサマリースペースは後から書き込む

この3つの領域に分けることで、「その場でメモを取る」「あとで要点を整理する」

「さらにあとで復習する」という時間差のある3つの作業を、同じページの中で無理なく行えるようになります。

コーネル式ノートの3つの領域
  1. ノートスペース:授業中に取る通常のメモ
  2. キーワードスペース:重要語句や疑問点
  3. サマリースペース:内容の要約

線を2本引くだけでOKです。

ノートスペース

ノートスペースは、授業や参考書の内容をその場でメモしていく、一番広いスペースです。

ノートを取る際に重要なのは、内容を一言一句きれいに書き写そうとしないことです。

先生の話や板書をすべて写そうとすると、書くことに気を取られて内容の理解が追いつかなくなります。

箇条書きを基本にして、後で見返したときに思い出せる程度の情報を残すつもりで書き進めましょう。

数式の途中式や暗記事項のように、後で見返す際に省略すると分かりにくくなる情報は、

多少行数を使ってでも省略しすぎないことがポイントです。

ノートスペースのポイント
  1. 一言一句写さず、箇条書きで簡略化する
  2. 途中式や暗記事項は省略しすぎない

キーワードスペース

キーワードスペースは、ノートスペースに書いた内容の中から重要な言葉や、

復習中に浮かんだ疑問・補足情報を書き込む欄です。

授業が終わった直後、あるいはその日のうちに、ノートスペースを読み返しながら「これは覚えておく必要がある」

というキーワードや質問を抜き出して書いていきます。

このとき、ノートスペースの内容をそのまま短く写すのではなく、「この言葉を見たら、

ノートスペースの内容を説明できるか」を意識して単語や短いフレーズを選ぶと、

後の復習で使いやすくなります。

キーワードスペースのポイント
  1. 重要な言葉・疑問点・補足情報を書き込む
  2. その日のうち、または翌日までに記入する

サマリースペース

サマリースペースは、そのページの内容を数行程度に要約する欄で、主に復習のタイミングで活用します。

要約を書くこと自体が、内容を自分の言葉で整理し直す作業になるため、

書きながら理解度が上がっていくのを実感しやすいのも特徴です。

試験前など時間が限られているときは、各ページのサマリースペースだけを拾い読みするだけでも、

そのページで学んだ内容の大枠を短時間で思い出すことができます。

サマリースペースのポイント
  1. ページの内容を数行で要約する
  2. 復習・試験前の見直しに使う
  3. 自分の言葉でまとめることを意識する

コーネル式ノートを使った復習の手順

コーネル式ノートは、書き方だけでなく「いつ・どう見返すか」まで決めておくと効果が発揮されやすくなります。

  1. 授業当日のうちに、ノートスペースを読み返しながらキーワードスペースを埋める
  2. 24時間以内を目安に、サマリースペースへその日の内容を要約する
  3. 週末など時間のあるタイミングで、キーワードスペースだけを見て、ノートスペースの内容を自分の言葉で説明できるか確認する
  4. 説明できなかった部分は、ノートスペースを読み直して補強する
  5. 試験直前は、各ページのサマリースペースだけを通して読み返す

3の手順は、キーワードスペースを手がかりにしてノートを見ずに内容を思い出そうとする、

いわゆる「思い出す練習」にあたります。見直すだけの復習よりも記憶に残りやすいとされている方法なので、

余裕があるときはぜひ取り入れてみてください。

やりがちな失敗と改善のポイント

コーネル式ノートは仕組みがシンプルな分、次のような使い方になってしまうと効果が薄れやすくなります。

よくある失敗例
  1. ノートスペースを埋めるだけで満足し、キーワードスペースとサマリースペースが空欄のまま残る
  2. サマリースペースへの記入を後回しにし続け、内容を忘れた頃にまとめて書こうとする
  3. キーワードスペースにノートスペースの文章をそのまま書き写してしまい、見返す手がかりとして機能しなくなる

改善のポイントはシンプルで、「キーワードスペースとサマリースペースは、その日のうち、

遅くとも翌日までに書く」というルールを決めてしまうことです。ノートを取った直後は内容を覚えているため、

あとから思い出しながら書くよりも短い時間で終わらせやすくなります。

受験勉強でコーネル式ノートを取り入れるときのポイント

コーネル式ノートは、暗記事項が多い科目にも、計算過程を積み上げていく科目にも応用できます。

暗記が中心の科目では、キーワードスペースに重要な用語や年号、化学式などを書き出しておくと、

サマリースペースを見て説明できるか確認するだけの短時間の復習がしやすくなります。

計算問題が中心の科目では、ノートスペースに途中式をていねいに残しておき、

サマリースペースには「どの考え方で解いたか」という解法の方針を一言でまとめておくと、

似た問題に出会ったときに思い出しやすくなります。

すべての科目・すべての授業で完璧に運用しようとする必要はありません。

まずは苦手科目やミスの多い単元だけに絞って試してみると、無理なく習慣化しやすくなります。

あわせて、

意外と知らない学生が多い!!授業でノートを取る目的

受験勉強に必要なノートと筆記用具の選び方

記事も参考にしてみてください。

【有名大学でも実践されている】受験勉強に役立つコーネル式ノートについてわかりやすく説明してみた:まとめ

コーネル式ノートは、ノートを「記録」「整理」「復習」の3つの領域に分けて使うことで、

書いて終わりにせず、あとの復習まで見据えたノート術です。

線を2本引くだけで始められる手軽さがある一方、

キーワードスペースとサマリースペースへの記入をその日のうちに済ませる習慣づけが効果を左右します。

まずは1科目・1冊のノートから、コーネル式ノートのとり方を試してみてください。

コーネル式ノートで整理した内容を「本当に覚えられているか」「入試問題で使える状態になっているか」

まで確認しようとすると、自分一人だけで判断するのが難しい場合もあります。

松山市の大学受験塾My Self_Learnでは、化学を中心とした確認テストや口頭試問を通じて、

ノートで整理した内容が実際の入試問題で使える状態まで定着しているかを確認しています。

ノートは取っているのに得点に結びつかないと感じている方は、

現在の学習状況を一度整理してみるのも一つの方法です。

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大学受験のノートの作り方
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