「計画を立てても3日で崩れる」
「そもそも何から決めればいいか
分からない」。
学習計画づくりでつまずく高校生は
少なくありません。
結論から言うと、計画は
「志望校から逆算した長期目標」
「1か月の中期計画」
「1週間のスケジュール表」の
3階層に分けて作ると、
崩れにくくなります。
この記事では、松山市の大学受験塾
My Self_Learnが、3階層の
作り方と、続けるための
コツまで解説します。
結論:計画は3階層に分けて考える
| 階層 | 内容 |
|---|---|
| 長期(受験まで) | 志望校の入試日から逆算した学習の総量 |
| 中期(1か月) | 長期目標を月ごとの到達目安に分解 |
| 短期(1週間) | 中期目標を実行可能な日々の予定に落とす |
多くの受験生は、いきなり
1週間の計画から作ろうとして
失敗します。
まず長期・中期を決めてから、
週間計画に落とし込む順番が
大切です。
なぜ計画が続かないのか
計画が崩れる原因の多くは、
次の2つに集約されます。
理想的すぎる計画になっている
「毎日3時間、集中して勉強する」
のような計画は、体調が悪い日や
部活が長引く日には対応できません。
特に部活動を引退前の高2生は、
平日にまとまった学習時間を
確保しづらいことが多く、
「毎日同じ時間だけ勉強する」
という前提そのものが
現実に合わないケースもあります。
計画通りに進まない日がある前提で、
あらかじめ余白を作っておく必要が
あります。
予備日・振り返りの時間がない
予定通りに進まなかったとき、
取り戻す時間を確保していないと、
計画全体がそのまま崩れてしまいます。
STEP1:長期目標から逆算する
まず、志望校の入試日までに、
各科目でどこまで到達したいかを
大まかに決めます。
模試や過去問演習で今の実力を
確認しながら、共通テストレベルまで、
志望校レベルまで、それぞれ
いつまでに仕上げたいかを
書き出してみましょう。
このとき大切なのは、「頑張る」
という抽象的な目標ではなく、
「理論化学の計算問題を
迷わず解けるようにする」のように、
できたかどうかを自分で
判断できる形にすることです。
目標が具体的であるほど、次の
中期計画・週間計画に落とし込む
ときの精度も上がります。
STEP2:1か月の中期計画を立てる
長期目標を、1か月ごとの
到達目安に分解します。
1か月の中期計画に入れる項目
・今月中に終わらせる参考書・
問題集の範囲
・今月中に受ける模試・確認テスト
・前月の振り返りで見つかった
弱点への対応
1か月単位にすると、多少の
遅れが出ても、月内で調整できる
余地が生まれます。
月末には、その月の模試や
確認テストの結果を見て、
「計画通りに進んだ分野」と
「翌月に持ち越す分野」を
分けておくと、次の中期計画が
作りやすくなります。
STEP3:1週間のスケジュール表を作る
中期計画を、実行可能な
1週間の予定に落とし込みます。
苦手科目には多めの時間を割く
得意科目と苦手科目に
同じ時間配分をすると、
苦手科目の遅れが
解消されないままになります。
積み上げ科目は毎日少しずつ
英単語や化学の暗記のように、
積み上げが必要な科目は、
週末にまとめるより、短時間でも
毎日続けるほうが定着しやすいと
言われています。
週に1日は予備日にする
7日間のうち1日は、遅れた分の
調整や休息にあてる予備日として
空けておきましょう。
1週間の組み方の目安
・平日:積み上げ科目(英単語・
化学の暗記など)を毎日短時間
・週の前半:苦手科目に
まとまった時間を確保
・週末1日:総復習+予備日
具体的なイメージとして、
化学が苦手な高3生の例を
挙げてみます。
| 曜日 | 学習内容 |
|---|---|
| 月・水・金 | 化学(苦手分野の演習)+英単語10分 |
| 火・木 | 数学の問題演習+英単語10分 |
| 土 | 今週解いた問題の解き直し・復習 |
| 日 | 予備日(遅れの調整、または休息) |
科目数や得意・不得意は人によって
違うため、この例をそのまま
使うのではなく、自分の状況に
合わせて曜日と科目を
入れ替えてください。
続けるコツ:週1回15分の振り返り
計画は立てて終わりにせず、
定期的に振り返ることで
精度が上がっていきます。
振り返りの頻度は、毎日だと
負担が大きく、月1回では
期間が空きすぎるため、
週1回・15分程度が
続けやすいと言われています。
振り返る際は、できなかったことより、
先に「今週できたこと」から
確認すると、次の週の計画も
立てやすくなります。
週1回の振り返りで確認する3つのこと
①今週できたこと
②計画とズレた科目・原因
③来週、時間配分を変える科目
化学の学習計画で意識したいポイント
化学は、理論・無機・有機で
学習内容の性質が異なるため、
「化学の時間」とひとまとめに
計画すると、特定の分野だけ
手薄になりがちです。
週間計画の中でも、理論化学の
計算演習、無機・有機の暗記、
というように分野ごとに
時間を分けることをおすすめします。
My Self_Learnでは、単元別の
確認テストの結果をもとに、
化学のどの分野に時間を
多く割くべきか、学習計画へ
反映する支援を行っています。
自分では「化学が全体的に苦手」
としか感じられない場合でも、
単元ごとに分解して確認すると、
実際に弱いのは特定の1〜2分野
だけということも少なくありません。
自分で計画を立てるのが難しいときは
長期・中期・短期の3階層を
自分だけで組み立て、
振り返りながら調整し続けるのは、
時間と手間がかかる作業です。
特に、複数科目の優先順位づけや、
模試結果を計画へ反映する部分で
つまずく受験生が多く見られます。
My Self_Learnでは、確認テストや
模試の結果を学習計画へ反映しながら、
志望校から逆算した優先順位を
一緒に整理しています。
計画を立てても続かないと
感じている方は、一度学習状況を
相談してみることをおすすめします。
忘却曲線を活かした復習の
タイミングについて詳しく知りたい方は
あわせてご覧ください。
また、大学受験全体の年間の流れを
把握したい方は
記事も参考になります。
高校生の学習計画の立て方|1週間・1か月のスケジュール表の作り方:まとめ
学習計画は、志望校からの
長期目標、1か月の中期計画、
1週間のスケジュール表という
3階層に分けて作ると、
崩れにくくなります。
苦手科目には多めの時間を、
積み上げ科目は毎日少しずつ、
そして週に1日は予備日を
確保しましょう。
計画は完璧に守ることより、
週1回15分の振り返りで
調整し続けることの方が、
長期的には効果があります。



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