「この問題集が終わったらゲームをしよう」と決めたのに、
いつの間にかゲームの時間のほうが長くなっていた。
そんな経験があると、ご褒美は逆効果だと感じるかもしれません。
結論は、ご褒美そのものが問題なのではなく、条件と大きさの決め方が重要です。
点数のようにすぐにコントロールできない結果ではなく、
「今日の英単語テストをした」という行動に結びつけましょう。
勉強のご褒美が逆効果になる3つのパターン
まずは、勉強よりご褒美が主役になってしまう条件を避けます。
結果が出たときだけもらえる
「模試でA判定ならご褒美」とすると、努力しても届かなかったときに、
勉強そのものが失敗だったように感じやすくなります。
ご褒美が大きすぎる
30分の勉強の後に3時間ゲームをすれば、睡眠や翌日の計画まで崩れかねません。
ご褒美は、その日の学習と生活を壊さない大きさにします。
好きだった勉強にまで毎回報酬を付ける
自分から化学の問題を解くのが楽しいなら、その行動に必ず物のご褒美を付ける必要はありません。
外からの報酬ばかりに意識が向くと、学習内容への興味が薄れる場合があります。
受験生が続けやすいご褒美の決め方5つ
次の5つを、一度に全部導入する必要はありません。
まずは1つだけ選び、1週間試してください。
| 決め方 | 悪い例 | 改善例 |
|---|---|---|
| 1.結果でなく行動に付ける | 80点なら | 過去問を1年分解き直したら |
| 2.短く終わるものにする | 好きなだけ動画 | 15分だけ動画 |
| 3.すぐに実行する | 月末にまとめて | 勉強直後に好きな飲み物 |
| 4.毎回同じにしない | 必ずお菓子 | 散歩、音楽、お茶から選ぶ |
| 5.効かなければやめる | 決めたから続ける | 1週間後に学習量と睡眠を確認 |
今日から使える例
英単語を30分復習したら、好きな音楽を1曲聴く。
記述問題を3問解き直したら、温かい飲み物で休憩する。
夜の予定まで終わらないご褒美は、休日に回す。
ご褒美より先に整えたいこと
ご褒美は、学習環境や課題の難易度が合っているときの補助輪です。
始めるまでの手間を減らす
スマホを机から離し、次に解くページを開いておくだけでも、
「始める」という最初の負担は小さくなります。
課題を今の実力に合わせる
解説を読んでもまったく進めない問題集なら、
ご褒美を増やすより、1段階易しい教材に戻るほうが有効です。
自分を責めずに学習環境から見直す方法は、
受験勉強が続かないときの環境の作り方でも解説しています。
勉強のご褒美は逆効果?受験生が続けやすい決め方5つ:まとめ
ご褒美は、「勉強する理由」のすべてではなく、動き出しを助ける道具として使います。
結果ではなく行動に付け、短く終わる小さなものから試しましょう。
ご褒美を使っても勉強が続かない場合は、
課題の難易度や学習計画そのものを、学校や塾の先生と見直してください。




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