マンダラートとは
マンダラートとは、デザイナーの今泉浩晃氏によって考案された思考ツールです。
マンダラートは、仏教に登場する曼荼羅模様に由来するものです。
曼荼羅模様に似たマス目にアイデアを書き込んでいくことで、
自然にアイデアを広げていくことができる技法です。
現在メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手も
高校一年生の時に将来の目標をマンダラートで作っていました。
それもあって現在メジャーリーグで活躍するほどの選手になることができています。
受験勉強も同様にマンダラートで目標設定することで、
より志望校合格へと導くことができます。
今回は、マンダラートについて受験生の方にもわかりやすく説明します。
大谷翔平選手も活用していたマンダラートを
受験勉強の目標設定に活用しちゃうよ!!
マンダラートによって目標達成ができる
マンダラートによって目標達成できる理由は、
目標を実現するための具体的なアクションが可視化できるからです。
私たちは頭の中で様々なことを考えていますが、マンダラートを活用した場合、
- 自分がどんなことを考えているのか?
- 優先すべきものは何か?
- 思考漏れはないか?
などを視覚的にチェックすることができます。
マンダラートを用いることで、
問題解決や夢の実現のプランに思考を整理しながら近づくことができます。
マンダラートを作っていくことで、
自分の頭の考えが整理されて可視化できるから
行動に移しやすくなるんだよ!!
マンダラートの作り方
では具体的にマンダラートの作り方について説明します。
マンダラートの基本の形は大きな正方形が3×3の9マスです。
その大きな正方形の一つ一つの中に小さな正方形が3×3の9マスあるので、
合計で81マスの表ができます。
それぞれのマスに目標やそれを達成するための戦略を埋めていきます。
- 81マスの中心に最終目標を書く
- 周囲の8マスに最終目標の達成に必要な要素を8つ書く
- その要素から連想される言葉をさらに8つずつ書く
81マスの中心に最終目標を書く
マンダラートは、81マスの中心に最終目標(メインテーマ)を書き入れます。
ここでは自分が最終的に達成したい目標を入れてください。
目標を決める際により効果があるのは数字を入れることです。
大谷翔平選手はドラフト1位で8球団から指名されるという
目標を掲げているよ!!
周囲の8マスに最終目標の達成に必要な要素を8つ書く
次に最終目標(メインテーマ)の周囲にある8マスに
直接関係がありそうな語句を入れていきます。
マス目には必ず何かを入れるのがルールなので必ず全マス埋めましょう。
ドラフト1位で8球団から指名されるから
人間性や運に至るまで階層的に考えているよ!!
その要素から連想される言葉をさらに8つずつ書く
次に周辺の8マスからそれぞれ新しい9マスを作り、
それぞれ関連する語句を小テーマに据えて語句を派生させていきます。
各要素の周囲にその要素から連想される言葉をさらに8つずつ書きましょう。
これですべてのマンダラートを埋めることができます。
マンダラートを作る上でのルール
- 必ず81マスすべて記入する
- どうしてもマスを埋められない場合は中心のマンダラートを変更する
- アイデアが浮かばない際は放置して次のマンダラートへ進む
必ず81マスすべて記入する
マンダラートを作る際は必ず81マス全て埋めましょう。
81マス埋める思考kがなければ、中途半端なマンダラートとなるからです。
どうしてもマスを埋められない場合は中心のマンダラートを変更する
もし、頭をいくらひねっても語句が思い浮かばない場合は、
おそらく深堀りできないテーマで行き詰まっている可能性があります。
そうした場合は、メインテーマの語句を変更して考えるというのもありです。
アイデアが浮かばない際は放置して次のマンダラートへ進む
マス目を埋められなくなった場合は、一旦そのマンダラートを放置して、
次のマンダラートの作成に取り掛かりましょう。
マンダラートを作るためのアプリ
マンダラートを手書きで作るが大変ですが、
マンダラートを作るアプリがあります。
MandalArtはマンダラートの生みの親である今泉氏が自らが開発したスマホアプリです。
現在はiOS版のみでしかリリースされていませんが、
もし興味がある人はぜひダウンロードしてみてください。
また、エクセル版もありますので、よければダウンロードして活用してみてください。
まとめ
今回はマンダラートについて説明していきました。
マンダラートは自分の受験勉強をするための目標設定を作る上で非常にもってこいです。
ぜひ目標設定にマンダラートを活用してみてください。
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