GRIT(グリット)とは
GRIT(グリット)という言葉を聞いたことはありますか?
日本語ではやり抜く力と訳されています。
心理学者であるアンジェラ・リー・ダックワース氏が、
成功に必要な要素はやり抜く力であるという「グリット理論」を提唱しました。
GRIT(グリット)は4つの言葉から作られた造語です。
- 度胸(Guts):困難に挑み、逆境にたじろがない勇気
- 復元力(Resilience):挫折から立ち直る力
- 自発性(Initiative):率先して物事に取り組む力
- 執念(Tenacity):どんなことがあっても物事に集中しつづける能力
作られているよ
GRIT(グリット)は有名なスティーブ・ジョブス、ヒマーク・ザッカーバーグ、
マイケル・ジョーダンなど様々な分野で活躍する成功者に共通点がある
ということがアメリカンの研究でわかっています。
生まれ持っているIQ(知能指数)ではなく、
GRIT(グリット)がどの分野においても目標を達成するために重要であることを
アンジェラ教授は科学的根拠をもって証明しています。
IQ(知能指数)が高いからGRIT(グリット)が高いわけではない
従来では、IQ(知能指数)のテストで知力測定の結果が、
将来の成功を示すのに非常に重要な指標として考えられて来ましたが、
個人で何かを達成する際は、頭の良さとは全く関係がなかったと研究でわかっています。
つまり、頭が悪いから何かを成し遂げられないのではなく、
GRIT(グリット)が不足しているから何かを成し遂げることができないわけです。
受験も同様で、元々頭が良いから点数が悪いのではなく、
GRIT(グリット)が不足しているから点数が悪いのです。
GRIT(グリット)を身につける4つのコツ
- 日々の目標を立てる
- 少し難しいことに挑戦する
- 成功体験を積み上げる
- GRIT(グリット)を持つ人と行動を共にする
日々の目標を立てる
日々の目標を立てて毎日取り組むことでGRIT(グリット)は鍛えられていきます。
目標は、行動のキッカケをもたらすものです。
日々取り組むことは小さなことでも構わないです。
ただ、数日で達成できる目標よりも、
数ヶ月や数年などの長い期間を要するものの方が、
GRIT(グリット)を鍛える上では有効です。
少し難しいことに挑戦する
自分が興味が持てないことに粘り強く取り組むのは難しいですが、
今よりも少しむずかしいことに挑戦していくことで、
GRIT(グリット)の能力は飛躍します。
GRIT(グリット)の高い人は、実は数え切れないほどの失敗を経ています。
失敗してもめげずに果敢に挑戦し続けることが重要です。
すぐに無理という先入観を持たずに、もしかしたらできるんじゃないのか?
という物事を前向きに捉えることが重要です。
成功体験を積み上げる
急に大きな挑戦をしてもやり抜く前に心が折れてしまいます。
そうならないためにも小さいことで良いので、成功体験を積み上げて
自己肯定感や自己効力感を高める必要があります。
GRIT(グリット)が高い人は自分に自信を持っており、
自分ならできるという信念を持っていますが、それは過去の成功体験があるからです。
まずは、自分でできそうなレベルのことから挑戦して、
徐々に少し上の目標を目指すようにしましょう。
GRIT(グリット)を持つ人と行動を共にする
人間というのは周囲や環境に依存してしまうことが多いです。
それを利用してGRIT(グリット)を持つ人と行動をともにして
自分や周りのGRIT(グリット)をより高めるというのもありです。
例えば、塾で他の生徒と一緒になって、
難関大学合格に挑戦してGRIT(グリット)を高めたり、
オンライン上でGRIT(グリット)が高い人が集まる環境を探して
その場に飛び込むというのは非常に大切です。
まとめ
勉強ができる人たちは必ずと言って言いほどGRIT(グリット)を持っています。
このてGRIT(グリット)をはいつからでも高めることができます。
目標設定や失敗の捉え方などからできることから取り組んでいきましょう。
コメント
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