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【偏差値操作】大学受験は偏差値だけでは決めていけない!!意外と知らない偏差値の仕組みについてわかりやすく説明してみた

大学 偏差値大学の入試・受験対策

意外と知らない偏差値の仕組み

偏差値とは、50を基準として平均からどれくらい差があるのかを表している数値です。

例えば、自分の得点が平均点と同じであれば偏差値は必ず50になります。

Hiroto
Hiroto

偏差値=(得点-平均点)÷標準偏差×10+50

という数字を当てはめれば誰でも算出することが可能です。

ゆうと
ゆうと

偏差値が高い大学は良い大学なんだね!!

Hiroto
Hiroto

実は偏差値には大きな落とし穴が隠されているんだ!!

偏差値を聞くと、

とにかく高い大学はみんな勉強ができるというイメージを受験生は持つと思いますが、

実は偏差値は簡単に操作することができ、

操作するつもりが無くても簡単に数字が揺らいでしまいます。

偏差値があてにならない理由

偏差値があてにならない理由
  1. 理系・文系で偏差値が異なるから
  2. 国公立大学・私立大学で偏差値が異なるから
  3. 予備校や学習塾によって違うから
要チェック!!

 

理系・文系で偏差値が異なるから

まず、理系と文系で偏差値が大きく異なります。

大学受験の偏差値というのは、受験生の母集団によって決められます。

つまり、理系は理系同士で文系は文系同士で偏差値が決まります。

勉強ができない受験生ほど文系に集まる傾向があるので、

全体としてのレベルは文系の方が低いんですね。

ですので、文系の方が簡単に良い偏差値を出すことができてしまうということです。

国公立大学・私立大学で偏差値が異なるから

国公立大学の偏差値は低くなり、私立大学の偏差値は高くなります。

国公立大学と私立大学は受験システムが違うので、

偏差値を横並びに比べることはナンセンスです。

予備校や学習塾によって違うから

偏差値は予備校や学習塾によって違います。

同じ大学の同じ学部なのに予備校や学習塾によっては偏差値の評価が全く異なります。

騙されてはいけない偏差値操作のカラクリ

本来の入試難易度よりも偏差値をあの手この手と高く見せる行為もあります。

こうした偏差値を操作する行為を一般的には偏差値操作と呼ばれています。

違法な行為をしていないので、厳密には詐欺とは言えないのが現状です。

大学受験における偏差値は、

あくまで一般入試における入試難易度を示しているだけに過ぎないです。

偏差値操作でよくやられる手法
  1. 定員を絞って倍率を高くして偏差値を高く操作する
  2. 受験科目を減らして受験生の負担を減らして受験生を増やす
  3. 偏差値アップを謳う学習塾や予備校
要チェック!!

定員を絞って倍率を高くして偏差値を高く操作する

定員を絞って倍率を高くして偏差値を高く操作するという方法もあります。

倍率を高くする方法は、

  • 応募者を増やす
  • 定員を減らす

の2つしかありません。

一番簡単なのは一般入試の定員を少なくします。

推薦入試や共通テストなどの一般入試以外の方法で定員を埋めてしまえば、

一般入試で合格できる層は

定員を減らすことで難易度を維持しているわけですね。

受験科目を減らして受験生の負担を減らして受験生を増やす

受験科目数が少ないと特定教科だけが得意な学生が受験し、

偏差値が高く出る傾向があります。

故に、1教科受験などで偏差値を高く見せる大学もあります。

推薦入試や共通テストなど一般入試以外の方法で定員を多く埋める

推薦入試や共通テストなど一般入試以外の方法で定員を多く埋めると、

一般入試で合格できる受験生のレベルは必然的に高くなります。

合格できる受験生のレベルが高くなるということは、それだけ偏差値も高くなります。

なので、

  • 共通テスト利用入試の基準はユルユルで一般入試の競争率を上げる
  • 複数回の受験による受験料の割引で一般入試の競争率を上げる
  • AO入試で多くの定員を獲得して一般入試の競争率を上げる

という偏差値のカラクリを使っています。

偏差値アップを謳う学習塾や予備校

偏差値は母集団のレベルによって大きく変化します。

ですので、周りのレベルが高ければそれだけ偏差値は低くなります。

映画にもなったビリギャルがありますが、

内容としては、偏差値30ぐらいの勉強の出来なかった人が頑張って有名大学に行きました。

この話にはカラクリがあり、ビリギャル本人は実は有名な高校出身でした。

もし頭の悪い学校で学年ビリではどうしようもないですが、

中学受験が必要な有名校でビリだとしても

普通の学校レベルで考えれば頭が良いわけです。

進学した大学は60〜65程度ですが、このビリギャルは元々ポテンシャルはそれぐらいあり、

結局は元々偏差値60ぐらいの力を持っていた人がそれぐらいの大学に合格しました

という当たり前な話なんですね。

ちなみにビリギャルのような話は現実にあり、

四谷学院のCMの中で、偏差値が29で北大医学部に合格したという人が、

紹介されているのですが実は全国屈指の神学校である東大寺学園出身だったんですね。

偏差値が30〜40上がりましたなどと偏差値を強調する予備校は信頼できません。

過去問や模試の点数のほうがよっぽど参考になります。

大学受験は偏差値だけで決めない

大学受験で偏差値は重要なファクターになりますが、

偏差値はあてにならないことを理解しましょう。

また、大学を偏差値のみだけを見て大学を決めることが危険です。

偏差値的には足りなくても、大学は第一志望を狙っていくことは十分に可能です。

そして、何よりも大切なのは、

大学は自分が学びたい分野を専門的に学ぶ機関であるということです。

偏差値ばかりに気を取られて自分のやりたいことができなければ本末転倒です。

偏差値ではなく、自分がその大学に何をしたいのかをしっかりと考えることができれば、

低いからダメな大学、高いから良い大学という決めつけることが無くなるでしょう。

この記事を書いた人
Hiroto

愛媛県の松山市で、大学を受験する受験生のために

大学受験塾のMy Self_Learnを運営しているHirotoです。

多くの受験生を難関大学への合格へと導いています。

このブログでは、多くの受験生を指導してきた私が、

受験する学生に共通する受験に関する悩みや問題点を

わかりやすく解決します。

【Hirotoの経歴】

教え子の人数:累計100人
実務年数:10年
合格率:100%

【合格実績】

-国公立-
・筑波大学理系
・広島大学工学部
・岡山大学工学部
・徳島大学薬学部薬学科
・名古屋市立大学
・電気通信大学
・愛媛大学理学部化学科

-私立大学-
・慶応義塾大学薬学部薬学科
・青山学院大学経営学部
・東京理科大学薬学部
・関西大学工学部
・中央大学
・南山大学
・慶応SFC

【入塾した生徒の実績】
・高1の12月に学年順位220位→2か月後の模試で学年50位以内(数学)
・高3の夏の模試で20点→センター試験本番88点(化学)
・高校認定試験合格後1年で東京理科大学薬学部合格(偏差値65)
・指導から3か月程度でマーク模試(英語)9割

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