大学受験のための参考書を活用した勉強法
- 同じ参考書を何周もする
- 書き込みながら勉強する
- 参考書の内容を考えながら読む
- 参考書の中身が身についたらよりレベルの高い参考書にする
- マクロ→ミクロの順で読み直す
- テスト形式で復習する
同じ参考書を何周もする
参考書を使う時には新しい参考書に変えるのではなく、
買った一冊を全部理解したといえるレベルまで使い続けましょう。
参考書を何冊も買い、
中途半端に覚えるよりも参考書一冊を極めるほうが内容を理解しやすいです。
また、同じ参考書での2週目の内容は一度内容を目に通しているので、
他の参考書をまた1からするよりも効率よく勉強することが可能です。
参考書の内容を考えながら読む
参考書を読む時は漠然と読むのではなく、
内容や意味をしっかりと考えながら読みましょう。
参考書の語句は語句だけを覚えるのではなく、
説明文をしっかりと理解することで意味を理解しているといえます。
問題の解説も読むだけではなく、実際にその解説どおりに考えた時に
解けるかどうかを試すためとして活用しましょう。
書き込みながら勉強する
買った参考書をきれいに使うのではなく、書き込みながら勉強してみましょう。
難しいと感じた内容を噛み砕いたり、補足を入れることで
さらに内容を自分なりに理解しやすくなります。
また、間違えた問題にはチェックを入れて
いつでも解き直しできるようにするのがオススメです。
何周も参考書を読み返している頃には自分専用の参考書に生まれ変わります。
参考書の中身が身についたらよりレベルの高い参考書にする
参考書の中身を完璧に覚えたと感じた場合は、
より内容の濃い上位の参考書にシフトチェンジしてみましょう。
その段階であれば使い古した参考書は役立ったと言えます。
マクロ→ミクロの順で読み直す
参考書を読み返す際は全体像を掴むように流し読みをして
細かいところを読んでいくということが大切になります。
細かい詳細部分:ミクロ視点
細かい知識を一通り読んだら、次読み返す際はまたマクロ視点に戻りましょう。
つまり、マクロとミクロを交互に読んでいくことが大切になります。
テスト形式で復習する
参考書で知識を得たら、こまめにテスト形式で復習するのがオススメです。
記憶はインプットするときではなく、思い出す時に定着しやすいので、
テスト形式を活用して思い出すというプロセスを経ることが重要になります。
また、ワシントン大学が2007年に発表した実験では、
テスト形式で復習が記憶に定着に寄与するというデータがあります。
実験の内容では、
- テストをせずに復習するグループ
- 選択式のテストで復習するグループ
- 短答式のテストで復習するグループ
の3つのグループを比較したところ、
一ヶ月後のテストの結果はなんと、
短答式のテストで復習するグループが最も成績が良かったです。
テスト形式の復習は自分で作った小テストや市販の問題集を活用しましょう。
記憶の出し入れがスムーズになるまで何度も繰り返しテストを行いましょう。
まとめ
参考書を活用した勉強法をいくつかご紹介しました。
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