大学に進学したいけれど、
国立・公立・私立でどう違うのか、
大学以外の進路もあるのか、
よく分からないまま進路選びを進めていませんか。
大学は自分で選んで学ぶ場所であり、
安易な理由で進学先を決めてしまうと、
入学後や就職後に迷うことになりかねません。
進路を決める前に考えておきたいこと
- 何をどこで学びたいのか
- なぜ自分はそれを選ぶのか
この記事では、国公立大学と私立大学の違いや、
短期大学・専門学校を含めた進路の選択肢について解説します。
4年制大学は2つの種類がある
4年制大学には、
運営元の異なる国公立大学と私立大学の
2種類があります。
国公立大学は志願者が多く偏差値も高い傾向があり、
希望する大学に合格するためには
相応の学力を伸ばす必要があります。
私立大学は大学によって難易度の幅が大きく、
比較的入試を突破しやすい学校もあります。
ただし、志願者が少ない大学が
不利というわけではありません。
大学にはさまざまな学科やコースが設置されており、
学習環境が工夫されている学校もあるため、
十分な確認や比較検討が必要です。
国公立大学・私立大学のそれぞれの違い
国公立大学と私立大学の違いを、
5つのポイントに整理して確認していきます。
国公立大学・私立大学の5つの違い
- 運営元
- 学費
- 受験科目数
- 入試形態
- 難易度
運営元
大学の決定的な違いの一つは、
運営している母体が異なることです。
- 国立大学は国立大学法人が運営
- 公立大学は公立大学法人が運営
- 私立大学は学校法人が運営
つまり、国立大学は国が、
公立大学は都道府県や市町村が、
私立大学は学校法人の経営者が
資金を出して設立しています。
学費
学費は、文部科学省の学生納付金等調査などをもとにすると、
おおよそ次の金額が目安になります。
| 国公立 | 私立 | |
|---|---|---|
| 文系(4年間) | 約242万円 | 約397万円 |
| 理系(4年間) | 約242万円 | 約540万円 |
| 医学系(6年間) | 約350万円 | 約2,337万円 |
学費の目安について
医学系のみ修業年限が6年であるため、
6年間の総額を示しています。
それ以外は4年間の総額です。
学費は学校ごとに差があるため、
あくまで目安として確認してください。
(文部科学省の調査等をもとに2026年8月確認)
このように、国公立は比較的費用を抑えられますが、
私立、特に医学系になると学費は大きく上がります。
受験科目数
受験科目数にも違いがあります。
2025年度の入試から、
大学入学共通テストに「情報Ⅰ」が新設され、
国立大学の多くは6教科8科目型に移行しました。
公立大学では、情報を必須とする大学と
そうでない大学があるため、
志望校の最新の入試要項を確認する必要があります。
私立大学は共通テストを受けなくても
出願できる学部が多く、
受験で使う科目も3科目程度に絞られていることが一般的です。
- 理系の目安:英語、数学、理科
- 文系の目安:英語、国語、社会
ただし、経済学部など一部の学部では、
英語、数学、国語といった組み合わせが
課されることもあります。
一般的に、入試科目が少ないほど
合格最低点や平均点は上がりやすくなるため、
私立大学が国公立大学より
必ずしも入りやすいとは言えません。
入試形態
私立大学には多様な入試形式が用意されており、
自分に合った方式を選びやすくなっています。
- 大学入学共通テスト利用方式
- 得意科目重視型入試
- 全学部日程入試
- 試験日選択型入試
受験料を支払えば、
同じ学部・学科を複数回受験できる大学もあります。
一方、国公立大学の一般選抜は、
次の3つの方式に限られます。
- 前期日程
- 中期日程
- 後期日程
それぞれの方式は決められた日程で実施されるため、
1つの方式につき1校しか受験できません。
中期日程を実施していない大学もあり、
後期日程の募集人員は
前期日程に比べて少なく設定されていることが一般的です。
私立大学のように、
何度も挑戦できる仕組みではない点に注意しましょう。
難易度
国立大学は比較的難易度の高い大学が多く、
私立大学は難易度の幅が広いのが特徴です。
同じ偏差値で比較した場合、
国公立大学は受験科目数が多く負担が大きいため、
私立大学より難易度が高いとされることがあります。
4年制大学以外にも進学の選択肢はある
進学先は4年制大学だけではなく、
短期大学や専門学校も
将来の目標によっては有力な選択肢になります。
4年制大学以外の主な進学先
- 短期大学
- 専門学校
大学に進学するか、
短期大学や専門学校に進学するかは、
自分が思い描く将来像によって選択肢が変わります。
学校はあくまで学ぶための機関であるため、
学びたくない内容を無理に学ぶ必要はありません。
自分がどのような将来像を持っているかを
基準に判断するとよいでしょう。
短期大学
短期大学は修業年限が短く、
時間的な余裕は少ないものの、
卒業後の就職に必要な力を効率よく身につけられます。
看護、福祉、医療など、
就職に直結する専門的な学科が
設置されているのが特徴です。
実践を交えた専門的な授業を、
短期間で集中して習得できます。
大学に比べて入学しやすい傾向がありますが、
大学と同様に、
似た学科名でもカリキュラムの内容が
異なる場合があるため、事前の確認が欠かせません。
専門学校
専門学校は、特定の職種に必要な
実務的な知識や技能を身につけられる教育機関です。
資格取得や実技指導に重点を置いた
カリキュラムが組まれていることが多く、
卒業後すぐに現場で活かせる力を養えます。
大学、短期大学、専門学校のどれを選ぶ場合でも、
志望先に必要な科目や入試形式を早めに把握し、
逆算して学習計画を立てることが重要です。
松山市の大学受験塾「My Self_Learn」では、
化学を中心とした教科指導に加えて、
志望校や併願校の入試形式に合わせた
学習計画の相談にも対応しています。
進路の選択肢で迷っている場合は、
こうした進路相談を活用するのも一つの方法です。
また、
大学受験に必要な勉強時間についても参考になりますので、
あわせてご覧ください。
【国立と私立どちらに受験するべき!?】国立大学・私立大学・短期大学・専門学校の違いや特徴などをまとめてみた:まとめ
大学への進学はあくまでも手段になります。
自分がどのような将来像を持っており、その未来のためにどの大学に進学したいのかを
親ではなく自分の意志でしっかりと考えることで
受験勉強も真剣味が増しますし、よい結果に繋がっていくでしょう。




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