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山本崇雄氏が提唱する主体的な学習が自然と身につく『魔法のノート』についてわかりやすく説明してみた

魔法のノート 山本崇雄氏 大学受験のノートの作り方

魔法のノートとは

「魔法のノート」は、東京都立武蔵高等学校・附属中学校で英語科教諭を務めた山本崇雄氏が、

授業や講演の中で紹介してきたノートの取り方です。

山本氏は「教えない授業」の実践者として知られ、生徒が自分で問いを立て、

自分の力で答えにたどり着く学び方を大切にしてきました。

魔法のノートは、その考え方をノート1冊で実践できるようにしたものとされています。

先生から教わったことをそのまま書き写すのではなく、

自分の疑問・気づき・意見を書き込んでいく点が特徴です。

「魔法」という呼び方の詳しい由来までは確認できていませんが、

書くほどに自分の理解が整理され、勉強への向き合い方が変わっていく様子から、

そう呼ばれてきたと考えられます。

魔法のノートが目指す学び方

一般的なノートは、黒板の内容や教科書の要点を書き写す「記録」としての役割が中心です。

一方で魔法のノートは、記録に加えて「自分で考える」プロセスを書き残すことを重視します。

具体的には、①自分は何がわからないのかを言葉にする、②わかったことを図や絵でまとめる、

③要点を短く要約する、④自分なりの考えを書く、という4つの段階を経ることで、

受け身の勉強から主体的な勉強へと切り替えていきます。

このプロセスを繰り返すことで、知識を覚えるだけでなく「なぜそうなるのか」

を自分の言葉で説明できる状態に近づいていきます。

これは、入試本番で問われる思考力や記述力にもつながる力です。

魔法のノートの作り方

魔法のノートは4つのステップによって作られています。

魔法のノートの作り方
  1. My Question
  2. Story Mapping
  3. Summary
  4. My Opinion
要チェック!!

順番に取り組むことで、疑問を持つところから自分なりの答えを導くところまでを、

1冊のノートで一貫して行うことができます。

My Question

最初のステップでは、学習を始める前後に自分が疑問に思ったことを書き出します。

授業を受ける前に「なぜこの公式が成り立つのだろう」

「この単語はどんな場面で使うのだろう」といった問いを立てておくと、

授業やテキストの中で答えを探しながら学ぶ姿勢になります。

問いは1つでも複数でも構いません。

学習を進める中で新しい疑問が出てきたら、その都度書き足していきます。

最初から立派な問いを作る必要はなく、「よくわからない」

という感覚をそのまま言葉にすることから始めれば十分です。

Story Mapping

2つ目のステップでは、学んでわかったことを図や矢印を使ってまとめます。

文章だけで説明しようとすると情報が一列に並んでしまい、全体のつながりが見えにくくなります。

図にすることで、原因と結果、前提と結論といった関係を目で見て把握できるようになります。

絵の上手さは関係ありません。

キーワード同士を線で結ぶ、時系列を矢印で示すといった簡単な工夫だけでも、

頭の中を整理する効果があります。

数学の解法の流れや、英語長文の登場人物・出来事の整理にも応用できます。

Summary

3つ目のステップでは、学んだ内容を短い文章に要約します。

目安として、ノート全体の内容を数行にまとめられるかどうかを基準にすると取り組みやすくなります。

要約は「覚えたつもり」を防ぐための工程でもあります。

自分の言葉で説明できない部分があれば、そこがまだ理解しきれていない箇所だと分かります。

うまくまとめられない場合は、無理に完成させず、

わからない部分を明確にしておくだけでも次の学習につながります。

My Opinion

最後のステップでは、最初に立てたMy Questionに対する自分の答えを書きます。

教科書や参考書の記述をそのまま写すのではなく、自分で調べたことや考えたことをもとに、

根拠を示しながら書くことが重要です。

この工程を通じて、「知っている」状態から「自分の言葉で説明できる」

状態へと理解を一段階引き上げることができます。

記述式の問題や小論文、面接対策にもつながる力です。

魔法のノートを受験勉強に活かす方法

魔法のノートは、暗記中心になりがちな受験勉強に「理解」と「定着」

の視点を加える工夫として活用できます。

科目や場面ごとの活用イメージは、次のとおりです。

科目・場面 活用するステップ 期待できる効果
理科・社会など暗記量が多い科目 My Question 公式や年号を覚える前に「なぜそうなるのか」を立てることで、丸暗記に頼らず知識を整理しやすくなる
英語・国語の読解 Story Mapping 登場人物の関係や文章の論理構成を図にすることで、長文全体の流れをつかみやすくなる
数学など手順が重要な科目 Summary 解法の流れを短くまとめておくと、似た問題に出会ったときに手順を思い出しやすくなる
記述問題・小論文 My Opinion 自分の考えを筋道立てて書く練習になる

すべての科目・すべての単元で毎回行う必要はありません。

「授業を受けたのに内容が定着しない」

「解いたはずの問題を忘れてしまう」と感じる単元に絞って取り入れると、

負担を増やさずに効果を実感しやすくなります。

続けるためのポイント

魔法のノートを無理なく続けるためのポイントは、次のとおりです。

魔法のノートは、丁寧に書こうとしすぎると時間がかかり、続けにくくなります。1つの単元につき数分から10分程度を目安にし、完璧な図やきれいな文章を目指さないことがポイントです。また、書いたノートは書きっぱなしにせず、テスト前や模試前に見返す時間を作ることで効果が高まります。自分が過去にどんな疑問を持ち、どう考えて答えにたどり着いたかを振り返ることは、覚えた内容を思い出すきっかけにもなります。

なお、

科学的根拠に基づいたメンタリストDaigoのノートの取り方

メンタリストDaiGoが推奨!!3ワードノート術

参考になる内容なので、

時間があるときにぜひチェックしてみてください。

山本崇雄氏が提唱する主体的な学習が自然と身につく『魔法のノート』についてわかりやすく説明してみた:まとめ

魔法のノートは、山本崇雄氏が実践してきた「教えない授業」の考え方をもとにした、

主体的に学ぶ力を育てるノートの取り方とされています。

My Question・Story Mapping・Summary・My Opinionという4つのステップを通じて、

疑問を持つことから自分の考えをまとめるところまでを1冊で行える点が特徴です。

主体的に取り組んだ学習は記憶にも残りやすいといわれています。

まずは1科目、1単元からで構いませんので、魔法のノートを取り入れてみてください。

自分で問いを立て、自分の力で答えを導く学習習慣は、

家庭学習だけで身につけるのが難しい場合もあります。

My Self_Learnでは、生徒ごとの理解度を確認しながら学習計画を組み立て、

自分で考える力を伸ばす個別指導を行っています。

魔法のノートのような主体的な学習法を自分だけで続けるのが難しいと感じる場合は、

学習計画や理解度の確認を含めてサポートを受けられる環境を検討してみるのも一つの方法です。

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