受験勉強の諸刃の剣になる蛍光ペン
多くの受験生は蛍光ペンを持っており、活用している人も多いと思います。
蛍光ペンで線を引くことで、記憶をつかさどる脳の海馬と前頭前野に刺激を与えて、
記憶効果を高めることができます。
しかし、蛍光ペンは勉強している感を出すドーピングのような道具です。
蛍光ペンは勉強したような錯覚に陥る可能性が高いです。
よくあるのが、蛍光ペンでアンダーラインを引きすぎて、
何が大事なのか思い出せないというケースです。
蛍光ペンは使い方一つで効率的にも非効率的にもなります。
蛍光ペンのオススメの活用方法
- マーキングは最小限にとどめる
- 1色に絞る方法
- 色分けする方法
- 間違ったところにマークする
- ToDoを消す
マーキングは最小限にとどめる
蛍光ペンのマーキングの使用は最低限に留めましょう。
本当に大切なポイントだけにマークすることが大切です。
蛍光ペンのマークばかりのテキストを見ると本当に大切な事項がわからなくなります。
マークは少なければ少ないほど重要性が強調されます。
必要性を考えた最小限のマーキングが蛍光ペンの使用を効果的にするでしょう。
1色に絞る
蛍光ペンを多用しすぎると本当に重要な箇所がわからなくなります。
ですので蛍光ペンな1色に統一して、太い方と細い方を分けて線を引くのもオススメです。
多くの受験生はキーワード方式と呼ばれる単語にのみ線を引く方法を活用していますが、
もちろんこれでも良いのですが復習の際に
どういう意味なのか?とかどうして重要なのか?などの内容を思い出しにくくなります。
ですので蛍光ペンはキーセンテンス方式を活用しましょう。
キーセンテンス方式はマーキングした箇所だけを読めば文章の全体像を掴める方法です。
蛍光ペンの太文字や細文字両方を活用して、
- 単語は太ペン
- 文章は細ペン
にすると、より重要な語句が引き立ってキーセンテンス方式のマーキングができます。
ルールを決めて色分けする
一色ではなく他の種類の色も使いたい人もいます。
しかし、蛍光ペンはただマークすればよいわけではないです。
それではカラフルな教科書になるだけです。
ですので、複数の色を使う場合はしっかりと色分けのルールを決めましょう。
- 赤色:目立たせたい所などにワンポイント
- 青色 暗記させたい部分のマークにおすすめ
- 黄色:重要な言葉や文章に使う
赤色は神経を興奮させる効果がある色です。
赤色は暗記したいブブのマークには不向きです。
赤色を多用すると落ち着きがなくなり集中録画落ちます。
ですので、赤色は目立たせたいところにワンポイントで使いましょう。
青色は集中力を高めてリラックスさせる効果があります。
ですので青色は暗記させたい部分にマークするのがオススメです。
黄色は注意を促す色です。黄色でマークしたところは注目しやすくなるので、
重要な言葉や文章に使うのが効果的です。
ただし、多用しすぎると気が分散するので多用は避けましょう。
間違ったところにマークする
普通問題などを間違えれば、赤ペンなどでバツをしたりしますが、
この時に蛍光ペンで塗りましょう。すると蛍光ペン間違えた問題が目立ちます。
これによってスムーズに復習しでき解き直すことができます。
ToDoを消す
勉強は長期的にモチベーションが必要です。
そのため集中力ややる気を維持するために蛍光ペンを活用します。
ToDoリストを作成したらその項目が完了した蛍光ペンで消す。
たったこれだけです。
まとめ
今回は蛍光ペンの活用法についてご紹介しました。
すべての活用方法に共通しているのは蛍光ペンを次の勉強へと繋げるということです。
ただ蛍光ペンで重要なところにラインを引くことが勉強ではないです。
そのラインを引いた後に次の勉強へと繋げることが大切です。
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