学習塾には種類がある
塾は受験の実践的なテクニックを学ぶことができる場所です。
集団授業は、同じ目標を持った学生と切磋琢磨することができ、
勉強への高い意欲を持つことができます。
受験勉強には様々なスタイルがあります。
- 集団指導型の学習塾
- 個別指導型の学習塾
- 映像指導・eラーニング型の学習塾
- 自立学習型の学習塾
目的は志望校合格することですが、
自分にはどのスタイルが合っているのか悩んでいる人もいると思います。
そこで今回はそれぞれの学習塾の種類の特徴やメリットデメリットなどを
受験生にもわかりやすくご紹介したいと思います。
集団指導型の学習塾
集団指導型の学習塾は講師一人に対して複数の生徒が授業を受けます。
学校のように20〜30人で授業をすることもあれば、10人程度の場合もあります。
栄光ゼミナール
湘南ゼミナール
早稲田アカデミー
集団指導型の学習塾のメリット
集団指導型の学習塾のメリットは、
通常の授業のように他の生徒と勉強するので、モチベーションを維持しやすいです。
また、個別指導に比べて費用が安いです。
また、知識や指導能力の高い講師の授業を受けることができます。
- ほかの生徒と切磋琢磨しながら勉強できるので、モチベーションがキープしやすい
- 個別指導に比べると、費用が割安
- 知識だけでなく、指導能力も高い講師から授業が受けられる
集団指導型の学習塾のデメリット
集団指導型の学習塾のデメリットは、授業を大勢で受けるので、
授業内容についていけなくなる可能性がありますし、
引っ込み思案な学生は中々質問しにくいです。
また、クラス全体で学生カリキュラムを組んでいるので、
定められた時期以外の入会が難しいです。
- 理解度によっては、授業内容についていけない可能性がある
- 人見知りだったり、緊張してしまいがちな生徒の場合は、疑問点があっても質問できないケースも考えられる
- 定められた時期以外での入会が難しい場合もある
個別指導型の学習塾
個別指導型の学習塾は、講師1人対して生徒1〜3人で授業を行います。
個別指導型の学習塾のメリットは個人の学力に合わせて授業が進みます。
また、学生の学力によって一人ひとりに合わせたカリキュラムを提供することができます。
・栄光の個別ビザビ
・明光義塾
・東京個別指導学院
個別指導型の学習塾のメリット
個別指導型の学習塾のメリットは生徒の理解度に合わせた授業や
苦手な教科にフォーカスしたオーダーメイドの授業を受けることができます。
また、時間的な都合もつけやすいです。
個別指導型の学習塾は生徒と講師の距離が必然的に近くなるので、
コミュニケーションが取りやすくなります。
コミュニケーションが取りやすいということは、
それだけ生徒の状況などを判断しやすく的確なアドバイスを行うことができます。
- 生徒一人ひとりの学習理解度に合った、オーダーメイドの授業が受けられる
- 部活や習い事などで忙しい場合でも、ある程度は都合に合わせてもらいやすい
- 講師とのコミュニケーションが取りやすいため信頼関係も築きやすく、安心した環境で勉強できる
個別指導型の学習塾のデメリット
個別指導型の学習塾のデメリットは、少人数制なので、
勉強に対して意欲や競争心が薄れてしまいがちだったり、
集団指導型の学習塾に比べて費用が高額になるということが挙げられます。
- 仲間がいない、あるいは極めて少ないため、勉強に対する競争心が薄れてしまうケースもある
- 集団指導に比べると、費用が高額になりがち
- 授業内容をオーダーメイドできる反面、注意していないと、本来の到達目標から離れてしまう可能性もある
映像授業・eラーニング型の学習塾
映像授業・eラーニング型の学習塾は、
インターネットを活用して指導を行う学習塾です。
映像授業というのは予め録画された講義を動画で視聴して、
授業を受けるというスタイルです。
eラーニングはインターネットを活用した学習です。
講義の動画をパソコンやスマホなどで視聴することが可能です。
通信教育は好きな時間に好きな場所で勉強できるのが強みです。
苦手な科目も集中して学ぶこともできますし、入試の形式に従った類似問題を解くことも
自分が内容を好きに決めて学習することができます。
・河合塾マナビス
・秀英iD予備校
・MEIKO MUSE
映像授業・eラーニング型の学習塾のメリット
映像授業・eラーニング型の学習塾のメリットは、
料金が安く映像授業で教える講師の質も高いです。
また、映像授業・eラーニング型は時間や場所に問わずに授業を受けられるので、
自分のペースで予習や復習などの勉強が可能です。
- 料金がとても安い
- 講師の質が高く、ハズレの講師が少ない
- 時間と場所を問わずに授業が受けられる
- 動画は繰り返し再生、早送り、スロー再生、巻き戻しが可能
- 自分のペースで予習・復習・先取りが可能
映像授業・eラーニング型の学習塾のデメリット
映像授業・eラーニング型の学習塾のデメリットは、
学習ペースを自分で管理する必要があり自己規律ができていないと難しいです。
また、モチベーションを自分で管理していく必要があります。
- 学習ペースを自分で管理する必要がある
- モチベーションを自分で管理する必要がある
- 授業を受けて分からなかったことを質問できない
- 授業の緊張感が欠ける
自立学習型の学習塾
自立学習型の学習塾は、自分の勉強する習慣や姿勢を身につけるための塾です。
自立学習型の学習塾の多くは、映像指導・eラーニング型の学習塾で使われるような
インターネットを活用した教材を採用しています。
自立学習型の学習塾の講師は教科指導よりも進路相談や勉強の習慣を主に行います。
自立学習型の学習塾の最大の特徴は、生徒手動で勉強が進められていきます。
塾の教室やオープンペースなどを活用して生徒それぞれで課題を取り組みます。
教室やオープンペースなどの中には講師がおり、生徒一人ひとりの様子をチェックして、
課題がわからない生徒にはその場で指導を行います。
もちろん生徒から講師への質問もOKです。
自立学習型の学習塾は1人の講師が同時に担当する生徒数は塾によって様々です。
10人程度〜20人程度に設定しているところもあります。
・G-PAPILS(ジーパピルス)
・武田塾
自立学習型の学習塾のメリット
自立学習型の学習塾のメリットは自分で勉強する
習慣や管理能力を身につけることができます。
また、生徒それぞれのペースに合わせて勉強することができます。
- 自分で勉強をする習慣や管理能力を身に付けられる
- それぞれのペースに合わせて勉強ができる
自立学習型の学習塾のデメリット
自立学習型の学習塾のデメリットは自主学習の習慣が無い学生にとっては、
継続することが難しいですし、個別指導塾のような濃い解説は期待できないです。
- 自主学習の習慣がまったくないと、継続が難しい
- 個別指導塾のように密度の濃い解説は期待できない
- 周りの生徒が気になって勉強に集中できない
まとめ
今回は学習塾の種類を紹介しました。
メリット・デメリットなどももちろん大切ですが、
もっと大切なのはあなたに合うかどうかです。
もし自分に合うものがあれば、お近くの学習塾の無料体験授業に参加したり、
塾の雰囲気を掴むことがオススメです。あなたにピッタリ合う見つかるはずです。
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