受験勉強にノートと筆記用具の選び方が重要な理由
「同じ時間勉強しているはずなのに、なぜか捗っている気がしない」と感じることはないでしょうか。
原因の一つが、書きづらいペンや使いにくいノートによる小さなストレスです。
書き心地が悪い筆記用具を使い続けると、勉強そのものへの集中力が落ちやすくなります。
東大生の勉強法を紹介する書籍や記事でも、ノートや筆記用具にこだわりを持ち、
自分に合うものを試行錯誤しているという例がよく紹介されています。
今回は、受験勉強に向いているノートと筆記用具の選び方を解説します。
ノートの選び方
ノートはどの製品を使っても勉強はできますが、まとめノートは何度も見返すものなので、
自分が使っていて気分が上がるものを選ぶことが大切です。
罫線はA罫がおすすめ
勉強用のノートには、書き込みやすさを重視したA罫(7mm前後の広い罫線)がおすすめです。
大きめの文字でゆったり書けるため、授業内容や解き方の手順もまとめやすくなります。
使いやすいと評判のノート
罫線にドットが入っており、文字を揃えやすい作りになっているノートは、多くの学生から支持されています。
行間が広めのA罫タイプで書きやすく、後で見返したときにも内容が頭に入りやすいのが特徴です。
薄手で軽く、持ち運びの負担が少ない点も選ぶ際のポイントになります。
筆記用具の選び方
筆記用具は種類を増やしすぎず、用途ごとに1〜2本ずつ揃えておくと管理がしやすくなります。
受験勉強で持っておきたいペンの種類
- 黒のボールペン
- シャープペン
- 蛍光ペン
- 4色ボールペン
ボールペンとシャープペン、どちらを使うべきか
長期間にわたって何度も見返すまとめノートには、ボールペンで書くのがおすすめです。
シャープペンは書いた文字が擦れて薄くなりやすく、繰り返し見返すノートには不向きな場合があります。
一方、定期テスト前など短期間しか使わないノートであれば、消して書き直せるシャープペンでも問題ありません。
| 比較項目 | ボールペン | シャープペン |
|---|---|---|
| 向いている用途 | まとめノートなど長期保存 | 定期テスト対策など短期利用 |
| 文字の残りやすさ | 擦れにくく残りやすい | 擦れて薄くなりやすい |
| 修正のしやすさ | 消せないタイプが多い | 消しゴムで修正できる |
書きやすさで選ぶボールペン
三菱鉛筆の「ジェットストリーム」シリーズは、なめらかな書き心地で人気の高い油性ボールペンです。
程よいグリップ感で手が疲れにくく、価格も手ごろな部類に入るため、1本は持っておいて損のないボールペンです。
手が疲れにくいシャープペン
パイロットの「ドクターグリップ」シリーズは、人間工学に基づいたグリップ形状が特徴のシャープペンです。
二重構造のグリップで握りが安定するため、長時間書き続けても手が疲れにくいという声が多く、
問題演習の量が多い受験生に向いています。
教科書を汚しにくい蛍光ペン
蛍光ペンは、ペン先の透明窓から書いている場所が見えるタイプや、
インクの乾きが早い速乾タイプを選ぶと、教科書やノートを汚しにくくなります。
三菱鉛筆の「プロパス」シリーズなど、複数色がセットになった製品を選んでおくと、
重要度に応じて色分けしやすくなります。
なお、熱で消える「フリクション」タイプのペンは修正しやすい一方、
夏場の車内など高温になる場所に置くと、書いた文字が消えてしまうことがあるため、
保管場所には注意が必要です。
文房具選びの豆知識
値段が高いものが必ず合うとは限りません。
実際に手に取って書き心地を比較し、自分の手に合うかどうかで選ぶことが大切です。
ノートを整理・保管するときの工夫
どれだけ書きやすいノートを使っても、科目ごとにばらばらに管理していると、見返したいときに探す手間が発生します。
科目ごとにノートを分ける
1冊に複数科目をまとめて書くと、後から見返す際に該当ページを探しにくくなります。
科目ごとに1冊、可能であれば「授業用」と「まとめ用」を分けておくと、復習の効率が上がります。
デジタルとの使い分け
暗記アプリやタブレットでの学習にも利点はありますが、
手を動かして書くことで記憶に残りやすくなる、という側面も指摘されています。
覚える段階は手書きのノート、確認テストの直前の見直しはデジタルというように、
場面に応じて使い分けるのも一つの方法です。
買い替えのタイミングを決めておく
文房具は消耗品でもあるため、インクの出が悪くなった、芯が折れやすくなったと感じた時点で、
早めに買い替えておくと余計なストレスを防げます。
模試や過去問演習など、まとまった勉強時間を取る前に、筆記用具の状態を点検しておくのもおすすめです。
入試本番でシャープペンの芯が切れる、
インクが出なくなるといったトラブルを避けるため、
試験当日は同じ筆記用具を予備として複数本用意しておくと安心です。
よくある質問
Q. ノートと筆記用具は高いものを選ぶべき?
A. 価格の高さよりも、自分の手に合う書き心地かどうかが重要です。まずは手ごろな価格帯の製品から試してみましょう。
Q. シャープペンの芯の太さはどれがいい?
A. 一般的には0.5mmが使いやすいとされていますが、文字を小さく書く人は0.3mm、力が強く芯が折れやすい人は0.7mmなど、書き方の癖に合わせて選ぶとよいでしょう。
文房具や環境を整えても、「何を」「どれだけ」勉強すべきかが曖昧なままでは、その効果を十分に活かしきれません。
My Self_Learnでは、生徒ごとの弱点や志望校に合わせた学習計画を個別に作成しており、
道具だけでなく学習内容そのものの見直しも相談できます。
ノートや筆記用具を見直すタイミングで、自分に合った勉強の進め方そのものを整理したい方は、検討してみてください。
受験勉強に使うノートと筆記用具の選び方|おすすめの種類と使い分け:まとめ
ノートや筆記用具は、どれを選んでも大きな失敗はありませんが、書き心地の相性は想像以上に勉強の集中力に影響します。
まとめノートには消えにくいボールペンとA罫ノートを、短期利用にはシャープペンを使うなど、
用途に応じて使い分けることが基本です。
小さな道具選びの積み重ねが、日々の勉強のストレスを減らし、学習効率を底上げしてくれます。
また、
受験勉強に役立つコーネル式ノートについても参考になりますので、
あわせてご覧ください。




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