受験の不安で眠れない夜が続いている受験生へ
受験生はストレスやプレッシャーを感じて眠りが浅い人がいます。
- 落ちたらどうしよう・・
- 本番で頭真っ白になったら・・・
試験が近づけば近づくほど、
早めに寝ようと思っているのにどんどん目が冴えてくるということがあります。
今回は、大学受験の不安で寝れない人がすぐ実践できる
眠れない夜を改善するため方法をご紹介していきます。
大学受験の不安で寝れないと悪影響をもたらす
- 注意や集中力が低下してしまう
- 記憶が定着しづらい
注意や集中力が低下してしまう
受験の不安で寝れないと睡眠不足になります。
睡眠不足になると日中も注意や集中力が低下して易疲労感などをもたらします。
つまり
という悪循環に陥る可能性があります。
記憶が定着しづらい
ハーバード大学スティックゴールド博士によると、
何か新しい知識や技法を身につけるためには、
覚えたその日に6時間以上眠ることが必要です。
十分な睡眠をとることにより、新たに覚えた記憶は整理整頓され、
脳の中の収まるべき場所に収まり長く定着します。
しかし、受験の不安で寝れないとせっかく勉強したことが記憶定着がせず、
効率の悪い勉強になってしまいがちです。
大学受験の不安で寝れなくなる仕組み
大学受験の不安で寝れなくなる仕組みですが、
- 落ちたらどうしよう・・
- 本番で頭真っ白になったら・・・
などとネガティブに考えていたりすると思います。
それがどんどん自分にストレスを与えているんですね。
このストレスが与えられるとノルアドレナリンというホルモンが分泌されます。
ノルアドレナリンは、
- 不安
- 恐怖
- 怒り
などを感じた時に分泌されるホルモンです。
リラックスとは真逆で、交感神経がどんどん活発になり寝れない状態になります。
という仕組みになっています。
大学受験の不安で寝れないときにすぐ実践して効果が出るリスト
すぐ実践して効果が出るリスト
- アロマを焚く
- ストレッチをする
- ツボを押す
- ホットミルクを飲む
- 就寝1〜2時間前に入浴
アロマを焚く
アロマがなぜ睡眠に効果があるのかですが、
鼻から呼吸したアロマの芳香成分は電気信号へと変化して、
脳の
- 大脳辺縁系
- 視床下部
- 下垂体
などの器官へ伝達されます。
視床下部は、自律神経やホルモンのバランスを司る非常に重要な器官です。
アロマの香りが視床下部に直接働きかけることで、
自律神経のバランスが整い副交感神経が優位になります。
それによって身体の緊張がほぐれ、気持ちが落ち着くので、
心身ともにリラックスできるのです。
ではどのような香りのアロマがオススメかと言うと
ラベンダーやオレンジの香りが良いです。
ラベンダーは、フローラルで優雅な香りが女性に人気です。
緊張やストレスを和らげ、気持ちを落ち着かせてくれます。
オレンジは、リラックス効果と適度な高揚効果もあるので、
抑うつ的な気分になったりしたときに気分を明るくしてくれますし、
緊張をほぐしてくつろぎ感を与えてくれます。
ストレッチをする
軽めのストレッチで筋肉を解すと
血行改善や温度調整などができるので入眠しやすくなりやすいです。
ツボを押す
安眠というツボがあります。これは耳の後ろの骨が出ている場所から
指1本分下にあるツボになります。
このツボを押すと深い眠りができると考えられています。
労宮というツボもあります。これは手のひらの中心部分から
親指側にあるツボです。このツボは気持ちを落ち着かせる作用があります。
ホットミルクを飲む
ホットミルクは神経を落ち着かせる作用や睡眠を促す作用が期待できます。
また、牛乳はアミノ酸が多いので眠りの質を良くしてくれます。
もし牛乳が苦手な受験生がいれば、カモミールやハーブティーなどの
身体が温まる飲み物がオススメです。
就寝1〜2時間前に入浴
就寝時間の1〜2時間前にぬるま湯(38〜40度)に10〜15分ほど
お風呂に浸かるのがオススメです。
スタンフォード大学医学部の西野教授によると、
睡眠の一番の引き金になっているのは体温の変化です。
しかも、身体の内部の体温が大きく関わっているというのです。
つまり、就寝時間の1〜2時間前に湯船に浸かって身体内部を暖め、
90分ほどして身体の内部が冷めてくると眠気が引き起こされるのだそうです。
まとめ
大学受験の不安で寝れないのはストレスを感じて、
ノルアドレナリンが分泌されて興奮している状態です。
大切なのはなるべく身体をリラックスできるような状態にすることが大切になります。
受験は不安がつきものですが、今回紹介した効果のあるリストを活用してみてください。
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