勉強法に正解はない
よく勉強していても中々成果がなかなか出ない時に
- 自分がやっている勉強は合っているのか
- もっと質の高い勉強法があるはずだ
と勉強法を探してしまう人たちが非常に多いです。
今の時代はインターネットなどで様々な勉強法が公開されていますが、
その勉強法をマネたとしても同じ結果を得ることができないです。
それもそのはずで、
築き上げられた基礎学力や性格や環境など、全て違うので同じ結果にならないのです。
つまり、勉強法は十人十色で人それぞれ存在します。
まずはこれを理解しておく必要があります。
勉強法に正解は無いが王道はある
勉強法には正解がありませんが、王道と呼ばれるものはあります。
- 質量転化の法則
- 重点的な過去問の勉強
- スケジュールは逆算して立てる
- インプット:アウトプット=3:7
質量転化の法則
質量転化の法則とは、
量を積み重ねることでそのやり方が洗練されていき自然と質も高まるという考え方です。
勉強では質を高めることが肝心だと言われるかもしれないです。
もちろん質は大切です。
しかし、ある程度の量をこなさなければ質を高めることはできない
ということも理解しておく必要があります。
最近有名になっている1万時間の法則と呼ばれるものがあります。
これは、成功者はその分野において1万時間の時間をかけているという法則です。
質を上げるためにもまずは量をこなしていくことが受験勉強でも重要になります。
重点的な過去問の勉強
様々な勉強法がありますが、最も大切なのは過去問の勉強になります。
試験で高得点を取ることが目的であれば、
普段の勉強からその傾向に合わせた勉強することが最も効率の良い勉強だと言えます。
例えば、過去問から全く異なる傾向の問題が出題されたとしても
それは他の受験生にも目新しい問題であり、正解率は低いので平均点は下がります。
逆に過去問は全ての受験生が勉強するので、
過去問に類似する問題で失点することは、
他の受験生に対してディスアドバンテージを与えることになります。
つまり、過去問を中心に勉強して、出題の傾向や自分の学習理解度をチェックして
その補完として参考書や教科書を活用して復習していくというのが良いです。
スケジュールは逆算して立てる
受験勉強のスケジュールは合格から逆算して立てるようしましょう。
そもそも必要となる勉強は基礎学力や環境など人それぞれです。
例えば、志望校がA判定取れている人と
これから偏差値を20〜30上げないといけない人では、
必要な勉強法は全く異なるわけです。
受験が差し迫った新3年生だけではなく、高1〜高2の時点でスケジュールを立てておけば、
より余裕を持って大学受験に望むことができます。
具体的にどのようにスケジュールを立てるのかというと、
以下の2つを意識することが重要です。
- 今の自分の弱点はどこなのか
- 試験本番までの残り時間で何を克服できるのか
これらを意識して、合格に必要な勉強箇所を絞ることで、
効率的な勉強を進めることができあmす。
意識し、合格に必要なことを絞ることで効率的な勉強を進めることができるでしょう。
インプット:アウトプット=3:7
勉強にはインプットとアウトプットの2つの種類があります。
- 読書
- 暗記
- 授業を受ける
- 人に教える
- 問題を解く
- ノートにまとめる
人はインプットだけの勉強では学んだ内容を記憶することができないです。
脳はインプットした情報の中で使う情報のみを記憶として残しているので、
記憶するためには学んだ情報を使うというアウトプットが大切です。
コロンビア大学の研究では、最も勉強効率が上がるのは
インプット:アウトプット=3:7がオススメだとされています。
つまり、情報を脳に定着させるためにはアウトプットをより多くしなければならないです。
まとめ
王道の勉強法は継続すればきちんと成果が出るからこそ王道と言われています。
成果が出ずに悩んだ時に勉強法で迷った場合は、
まずは王道な勉強法から手を出していくのが良いと思います。
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