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勉強したのに成績が伸びない原因と「勉強した気になる」を防ぐ具体策

勉強したつもりになっている人 やっている 致命的な問題 大学受験の勉強法

勉強したのに成績が伸びない原因は「勉強した気になっている」状態かもしれません

教科書を読み込んだり、ノートをきれいにまとめたりしているのに、テストの点数が思うように伸びない。

そんな感覚を持ったことがある人は少なくないと思います。

原因の多くは、やる気や努力の量ではなく、勉強のやり方が記憶の定着につながっていないことにあります。

特に、次のような行動は「勉強した実感」は得やすいものの、テストの得点力にはつながりにくい典型例です。

勉強した気になりやすい4つの行動パターン
  1. 蛍光ペンで線を引いただけで覚えた気になっている
  2. まとめノートを作って満足している
  3. ただ教科書をノートに写しただけで満足している
  4. 問題を解きっぱなしで復習しない

蛍光ペンで線を引いただけで覚えた気になっている

教科書やプリントの重要な部分に蛍光ペンを引くこと自体は、あとで見返す箇所を絞り込むうえで役に立ちます。

ただし、線を引く作業に集中すると、「重要な部分を目で追った」という感覚だけが残り、

内容を思い出せる状態まで到達していないことがあります。

見分け方は簡単です。線を引いた部分を隠して、その内容を自分の言葉で説明できるかを試してみてください。

説明できなければ、まだ記憶に定着していないというサインです。

改善策としては、線を引いた直後に一度ページを閉じ、覚えている内容を紙に書き出す「想起の練習」

を挟むと、インプットとアウトプットのバランスが整いやすくなります。

まとめノートを作って満足している

きれいにまとめたノートは、あとで見返す教材として役立ちます。

一方で、いつの間にか「ノートをきれいに作ること」自体が目的になり、

テストで得点するための手段だったはずのノート作りが、作業そのもので満足してしまうことがあります。

見分け方は、ノートを作った後にテスト形式の問題を解き、実際に得点できるかを確認することです。

ノートの完成度と得点力は、必ずしも比例しません。

改善策としては、ノートを作る前に「このノートを使って、どんな問題が解けるようになりたいか」

を決めておくことです。目的を先に決めることで、まとめる内容や粒度も自然と絞られます。

ただ教科書をノートに写しただけで満足している

教科書の内容をそのままノートに書き写すだけでは、情報を移し替えただけの「もう一つの教科書」

ができあがるにとどまり、理解や記憶の定着にはつながりにくい方法です。

大切なのは、書き写す作業ではなく、自分の言葉で言い換える、疑問点を書き添える、

間違えやすいポイントにメモを残すといった、自分の思考を加える作業です。

見分け方は、ノートを見返したときに自分の気づきがどれだけ書き込まれているかを確認することです。

教科書の文章がそのまま並んでいるだけであれば、改善の余地があります。

問題を解きっぱなしで復習しない

問題を解いた後、丸つけをして終わりにしてしまうと、

どこでつまずいたのかを把握しないまま次の問題へ進むことになります。

重要なのは、正解した問題まで含めてすべてを繰り返すことではなく、

間違えた問題や自信を持てなかった問題を中心に、知識不足なのか、ケアレスミスなのか、

時間不足なのかを分けて記録することです。

見分け方は、直近で解いた問題集を見返し、なぜ間違えたのかをひとことで説明できるかどうかです。

説明できない場合は、復習の仕組みを見直すタイミングです。

4つの行動に共通する原因

ここまで紹介した4つの行動には、共通点があります。それは、「インプット(読む・写す・見る)」

で作業が完結してしまい、「アウトプット(思い出す・説明する・解く)」

の工程が抜け落ちていることです。

人の記憶は、情報を入れるだけでは定着しにくく、一度覚えた内容を自分の力で思い出す、

あるいは使ってみるという経験を通して、少しずつ得点力につながる知識に変わっていきます。

つまり、勉強時間を増やすことよりも、インプットとアウトプットの配分を見直すことの方が、

成果に直結しやすいということです。次のチェックリストで、

自分の勉強法がどちらに偏っているかを確認してみてください。

「勉強した気になっていないか」を確認する5つのチェックリスト

自分の勉強法が得点力につながっているかどうかは、次の項目で振り返ることができます。

勉強した気になっていないかを確認するチェックリスト
  1. 今日勉強した内容を、本を見ずに口頭で説明できる
  2. まとめノートを使って、テスト形式の問題を解いたことがある
  3. ノートには教科書の文章だけでなく、自分の言葉やメモが書かれている
  4. 間違えた問題について、間違えた原因を一言で説明できる
  5. 1週間前に解いた問題を、もう一度解き直している

5つのうち3つ以上に当てはまらない場合は、勉強時間の長さよりも、

勉強のやり方を見直す方が成果につながりやすい状態と考えられます。

今日からできる、勉強を得点力に変える3つの工夫

ここからは、今日の勉強から取り入れられる3つの工夫を紹介します。

どれも特別な教材を用意する必要はなく、今使っている教科書やノートのまま実践できます。

インプットとアウトプットをセットにする

教科書を読む、ノートにまとめるといったインプットの作業だけで終わらせず、

直後に何も見ずに思い出す、白紙に書き出すといったアウトプットの作業をセットにすることで、

記憶に残りやすくなります。

復習のタイミングを最初から決めておく

一度解いた問題は、翌日、1週間後、1か月後のように間隔をあけて解き直すことで、

忘れかけたタイミングで記憶を呼び戻す効果が期待できます。

復習の予定を勉強計画に最初から組み込んでおくことが重要です。

間違えた問題を原因別に分類する

間違えた問題は、知識不足・ケアレスミス・時間不足のどれが原因かを分けて記録しておくと、

次に何を優先して勉強すべきかが明確になります。すべての問題を同じように繰り返すよりも、

優先順位をつけた復習の方が効率的です。

目ではなく耳で覚える録音勉強法について詳しく知りたい方は、

こちらの記事もご覧ください。

あなたの学習定着効率がわかる!!ラーニングピラミッドについてもあわせて確認しておくと理解が深まります。

勉強したのに成績が伸びない原因と「勉強した気になる」を防ぐ具体策:まとめ

勉強時間を確保していても、インプットだけで終わっていたり、復習の仕組みがなかったりすると、

テストの得点にはつながりにくくなります。

大切なのは、どれだけ勉強したかではなく、覚えた内容を思い出せる状態になっているかを

自分で確認しながら勉強を進めることです。

今回紹介したチェックリストや改善策を参考に、今の勉強法を振り返ってみてください。

ただし、自分の理解度や定着度を客観的に把握するのは、一人ではなかなか難しいものです。

My Self_Learnでは、単元ごとの確認テストや口頭試問を通じて、「わかったつもり」

で終わっていないかを可視化する仕組みを取り入れています。今の勉強法に不安がある場合は、

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