成績がなかなか伸びず、
「今の勉強法は本当に合っているのだろうか」と悩んでいないでしょうか。
インターネットには、様々な勉強法の情報があふれています。
しかし、同じ勉強法を真似ても、必ず同じ結果が出るとは限りません。
基礎学力や性格、置かれている環境は人によって異なるため、
自分に合う勉強法も一人ひとり違ってくるからです。
ここでは、勉強法には唯一の正解こそないものの、
多くの受験生に共通して役立つ「王道」と呼べる考え方を紹介します。
勉強法に正解はない
まず前提として押さえておきたいのが、
勉強法には万人共通の正解はないということです。
「もっと質の高い勉強法があるはずだ」と、
勉強法探しばかりに時間を使ってしまう受験生も少なくありません。
しかし、これまで積み上げてきた基礎学力や性格、
置かれている環境は人それぞれ違います。
そのため、他の人が成果を出した勉強法をそのまま真似ても、
同じ結果が得られるとは限りません。
まずは、勉強法は十人十色であるという前提を理解しておきましょう。
勉強法に正解は無いが、王道と呼べる考え方はある
勉強法そのものに正解はなくても、
多くの受験生に共通して役立つ「王道」と呼べる考え方はあります。
勉強法の王道と呼べる考え方
- 量をこなしながら過去問を中心に取り組む
- スケジュールは逆算して立てる
- インプットとアウトプットの比率を意識する
量をこなしながら過去問を中心に取り組む
「量をこなすことでやり方が磨かれ、質も自然に高まっていく」という考え方があります。
勉強は質が大切だとよく言われますが、
ある程度の量をこなさなければ、質を高めること自体が難しいのも事実です。
有名な例として「1万時間の法則」が挙げられることもあります。
「質量転化の法則」自体は、もともと哲学の分野で使われてきた考え方で、
勉強法の文脈では、量をこなすことの大切さを表す例えとして使われています。
ただし、必要な時間は分野や取り組み方によって差があるとされているため、
時間数そのものを絶対の目安にする必要はありません。
量をこなす際に特に重視したいのが、過去問を中心にした学習です。
試験で得点することが目的である以上、
出題の傾向に合わせた対策が効率的だと考えられます。
過去問はすべての受験生が対策してくるため、
過去問に近い問題を落としてしまうと、
他の受験生に対して差をつけられやすくなります。
過去問を活用する際の基本
- 過去問で出題傾向と自分の理解度を確認する
- 弱点が見つかった単元は、参考書や教科書で復習する
- 過去問と復習を繰り返し、量をこなしていく
スケジュールは逆算して立てる
受験勉強のスケジュールは、
合格に必要な水準から逆算して立てるようにしましょう。
必要な勉強量は、今の基礎学力や環境によって一人ひとり異なります。
| 状況 | 必要な対策の目安 |
|---|---|
| 志望校でA判定が出ている | 弱点分野の仕上げ、過去問演習の継続 |
| 偏差値を20〜30上げる必要がある | 基礎の総復習、優先科目の絞り込み |
高3や受験直前になってから慌てるのではなく、
高1・高2の段階からスケジュールを立てておくと、
より余裕を持って受験に向き合いやすくなります。
具体的には、次の2点を意識してスケジュールを組み立てます。
スケジュールを立てる際の2つの視点
- 今の自分の弱点はどこか
- 本番までの残り時間で何を克服できるか
この2点を意識することで、
合格に必要な勉強内容を絞り込みやすくなり、
限られた時間を効率よく使えるようになります。
特に苦手科目がある場合は、克服にかかる期間を多めに見積もっておくと、
直前期になって慌てにくくなります。
インプットとアウトプットの比率を意識する
勉強には、知識を取り入れる「インプット」と、
知識を使う「アウトプット」の2種類があります。
| インプット | アウトプット |
|---|---|
| 読書 | 人に教える |
| 暗記 | 問題を解く |
| 授業を受ける | ノートにまとめる |
インプットだけの勉強では、
学んだ内容を記憶として定着させにくいとされています。
脳は、実際に使った情報を優先して記憶に残す傾向があるためです。
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ氏が行った実験では、
暗記した内容を声に出すなどして使ったグループの成績が高く、
インプットとアウトプットの割合がおおよそ3対7のときに、
最も効果的だったという結果が示されています。
Q. インプットとアウトプットの比率は、必ず3:7にしないといけませんか?
A. 3:7という数字は、あくまで一つの目安です。
科目や単元によって最適な比率は変わるため、
「覚えたら、すぐに問題を解いて使ってみる」という
意識を持つことの方が大切です。
情報を脳に定着させるためには、
インプットに偏りすぎず、アウトプットの時間を意識的に増やすことが大切です。
王道の勉強法を自分に合わせて取り入れる
ここまで紹介した考え方は、
継続して取り組むことで着実に成果につながりやすいからこそ「王道」と呼ばれています。
ただし、王道だからといって、
すぐに結果が出るとは限らない点には注意が必要です。
Q. 王道の勉強法を試しても、なかなか成果を感じられません。
A. 量をこなす、過去問中心、逆算スケジュール、
アウトプット重視は、いずれも短期間で結果が出る
テクニックではなく、続けることで効果が表れる考え方です。
1〜2週間で判断せず、まずは1か月程度を目安に
取り組んでみましょう。
ただし、実際の取り入れ方には個人差があります。
量をこなすペースや、逆算するスケジュールの立て方、
インプットとアウトプットの比率は、
自分の学力や志望校に合わせて微調整していく必要があります。
どこから手をつければよいか分からない、
一人でスケジュールを組むのが難しいと感じる場合は、
第三者と一緒に計画を立てることも一つの方法です。
My Self_Learnでは、生徒ごとの学力や志望校に合わせて、
逆算したスケジュールや過去問中心の学習計画を一緒に作成しています。
化学については、過去問と似た傾向の問題を横断的に確認できる、
独自の類題検索の仕組みも取り入れています。
王道の勉強法を、自分に合った形で実践したい方は、
一度相談してみるとよいでしょう。
あわせて、
木村美紀さんが実践し東大合格へ導いたストップウォッチ勉強法の記事も参考にしてみてください。
【自分に合った勉強スタイルを見つける】勉強法に正解は無いが王道はある話について:まとめ
王道の勉強法は継続すればきちんと成果が出るからこそ王道と言われています。
成果が出ずに悩んだ時に勉強法で迷った場合は、
まずは王道な勉強法から手を出していくのが良いと思います。




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