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記憶力のサポートに役立つと言われる食べ物とは|受験生の食事で意識したいポイント

受験 記憶力 食事 大学受験の暗記法

勉強しているのに、覚えたことがなかなか定着しない。

そう感じることはないでしょうか。

記憶力は睡眠や勉強法など、さまざまな生活習慣に左右されますが、

その中でも食事は見直しやすいポイントの一つです。

ただし、特定の食べ物を食べれば記憶力が劇的に上がる、というものではありません。

この記事では、記憶力のサポートに役立つと言われる栄養素や食べ物と、

食事以外に意識したい生活習慣を紹介します。

記憶力と食事の関係

記憶力の仕組みを理解するうえで押さえておきたいのが、脳の神経細胞のつながりが変化する、

「シナプス可塑性」という性質です。

シナプス可塑性とは、経験や学習によって、

脳の神経細胞同士の結びつきが柔軟に変化する性質のことです。

この働きが低下すると、新しいことを覚えたり、

変化する環境に対応したりすることが難しくなると考えられています。

東洋大学生命科学部の児島伸彦教授は、シナプス可塑性を保つ条件の一つとして、

食生活を含む生活習慣のバランスを挙げています(出典:東洋大学公式サイト「LINK@TOYO」

掲載記事、2026年8月確認)。

補足:シナプス可塑性とは

  • 経験や学習によって脳の神経細胞のつながりが変化する性質
  • 新しいことを覚える力や、環境の変化に対応する力に関わる

記憶力のサポートに役立つと言われる栄養素と食べ物

ここでは代表的な栄養素と、それを含む食べ物を紹介します。

いずれも食べれば必ず記憶力が上がるというものではなく、

バランスの良い食生活の一部として取り入れることが大切です。

青魚に含まれるDHA・EPA

サバやイワシなどの青魚には、

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)という脂肪酸が多く含まれています。

DHA・EPAは、脳の情報伝達をスムーズにし、認知機能の維持に関わるとする報告があります。

中高年を対象にした研究では、年齢に伴って低下しやすい記憶力・注意力・判断力の維持と、

DHA・EPAの摂取量との関連が報告されています。

ただし、これらは主に加齢や認知症予防を対象にした研究であり、

受験生年代を対象にした短期間での効果を示す確立したデータは限られます。

過度な期待はせず、日々の食事に取り入れる一つの選択肢として捉えましょう。

なお、DHAは熱に弱いため、効率よく摂りたい場合は揚げ物や炒め物よりも、

刺身など生の状態で食べる方法がすすめられています。

カカオを含むダークチョコレート

カカオを多く含むダークチョコレートも、記憶や集中力との関連が研究されている食品の一つです。

カカオに含まれるポリフェノールが、記憶に関わる脳の部位「海馬」の働きに関係する、

BDNF(脳由来神経栄養因子)の増加に関わる可能性が示唆されています。

海外の実験では、カカオ70%のダークチョコレートを摂取した後に、

集中力に関連するとされる脳波(ガンマ波)の増加が、

一時的に観測されたとする報告もあります(米ロマリンダ大学、2018年発表)。

ただし、この効果は摂取後の短時間に限られたとされており、

日常的な大量摂取をすすめる根拠にはなりません。

糖分やカロリーも高いため、量には注意が必要です。

海藻類とバナナに含まれる栄養素

海藻類とバナナも、受験生の食事で取り入れやすい食品です。

わかめやひじきなどの海藻類には、糖質をエネルギーに変換する際に働くビタミンB1と、

神経の働きに関わるビタミンB12が含まれています。

また、水溶性食物繊維も多く、腸内環境を整える助けになります。

脳と腸は互いに影響し合う関係にある(脳腸相関)と考えられており、腸内環境を整えることは、

間接的に脳のコンディションにも良い影響を与えると考えられています。

一方バナナには、ブドウ糖・果糖・ショ糖という3種類の糖分が含まれ、

エネルギーに変換されるタイミングが異なるため、

エネルギーを長く維持しやすいという特徴があります。

脳は他の臓器と異なり、主なエネルギー源をブドウ糖だけに頼っているため、

集中力が切れてきたタイミングでの間食に向いています。

食べ物 主な栄養素 期待されている働き(報告レベル)
青魚 DHA・EPA 脳の情報伝達・認知機能の維持との関連が報告
ダークチョコレート カカオポリフェノール BDNF増加・一時的な集中力向上の可能性
海藻類 ビタミンB1・B12、食物繊維 神経の働き・腸内環境を整える
バナナ ブドウ糖・果糖・ショ糖 脳のエネルギー補給

食事だけに頼らない、記憶力を支える生活習慣

記憶力は食事だけで決まるわけではなく、睡眠や勉強法との組み合わせで、

はじめて効果を発揮すると考えられています。

避けたい食習慣の例

  • 特定の食品だけを大量に摂り続ける偏った食事
  • 空腹のまま長時間勉強を続ける
  • 夜遅くの暴飲暴食で睡眠の質を下げてしまう

睡眠中には記憶が整理され定着すると言われているため、

十分な睡眠時間を確保することも重要です。

また、覚えた内容を音読や反復で繰り返しアウトプットすることも、記憶の定着には欠かせません。

食事はあくまで、こうした生活習慣全体を支える土台の一つとして捉えましょう。

食事の工夫だけでは伸び悩む学習面の課題

食事や生活習慣を整えても、勉強の理解度や計画そのものに課題がある場合は、

別のアプローチも必要になります。

覚えた内容が入試問題で実際に使えているかどうかは、

食事だけでなく学習方法そのものにも左右されます。

My Self_Learnでは、化学をはじめとした各科目で、

確認テストやテストゼミを実施し、覚えた内容が実際に定着しているかを確認しながら、

学習計画を調整しています。

生活習慣を整えたうえで、勉強の進め方そのものを見直したい方には、検討しやすい選択肢です。

要点

  • 青魚・チョコレート・海藻類・バナナなどは、記憶力のサポートに関連する報告がある食品
  • 効果の多くは「〜という報告がある」レベルであり、食べればすぐ記憶力が上がるわけではない
  • 睡眠・反復学習・偏らない食事など、生活習慣全体とセットで考えることが大切

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記憶力のサポートに役立つと言われる食べ物とは|受験生の食事で意識したいポイント:まとめ

今回は記憶力が上がる受験生にオススメの食べ物を紹介しました。

受験勉強の効率を良くするためにも食事を意識するだけで大きく変わってきます。

より効率的に暗記したいのであれば食事も変えていくことが大切です。

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