コンフォートゾーンとは
コンフォートゾーンとは文字通り居心地のいい場所という意味です。
日本語では、安全領域ちか快適領域と訳されます。
私たちがストレスや恐れ不安に感じることなく安心して過ごせる環境のことです。
人間には安定を保とうとする脳の性質であるホメオスタシス(生体恒常性)があります。
これは、脳が新習慣に対して安定した状態を脅かす危険な存在として認識するので、
必死に抵抗しようとします。
つまり、ホメオスタシスによってコンフォートゾーンが抜け出せられないと
人間は、居心地のいい場所に居続けることになり成長しません。
人間には3つのゾーンがあると言われています。
- コンフォートゾーン
- ラーニングゾーン
- パニックゾーン
それぞれのゾーンについて説明します。
コンフォートゾーン
コンフォートゾーンは先程説明したとおり、居心地の良い場所です。
コンフォートゾーンは居心地が良い反面で、居続けると人は成長しないです。
ラーニングゾーン
ラーニングゾーンは、コンフォートゾーンから一歩出たところに広がっているゾーンです。
ラーニングゾーンは未知の領域です。今まで過去の知識や経験が通用せず、
模索したりして成長しやすいゾーンです。
パニックゾーン
パニックゾーンは、ラーニングゾーンよりもさらに外側にあるゾーンです。
知識や経験が通用しないばかりか、自分の頭では考えられない想定外の
今までのスキルセットが通用しないばかりか、
そこで何が起きているのかもよく分かりません。
自分のコントロール外の世界で、ややもすると精神的な不調をきたしかねないゾーンです。
自分はどういう環境に身を置きどこのゾーンにいるのか?
今の自分がどこのゾーンにいるのか考える必要があります。
- 自分が抱いているあるべき姿
- 過去の自分
- 現在の自分
- 他人
考える
4つの視点から自分がコンフォートゾーンにいるかどうかを判断していきます。
コンフォートゾーンを抜け出すには?
人間が変わる方法は3つしかないと言われています。
- 場所を変える
- 付き合う人を変える
- 時間配分を変える
場所を変える
場所を変えるのはコンフォートゾーンを抜け出すために重要です。
受験勉強の場所を変えるというのは以下のようなことです。
- 学ぶ場所を変える
- 塾などを変える
学習塾を変えてみたり、普段勉強している場所を変えてみたりと
場所の変化によってコンフォートゾーンを抜け出すきっかけになります。
付き合う人を変える
付き合う人を変えることも、コンフォートゾーンを抜け出すために非常に大切なことです。
類は友を呼ぶということわざがありますが、人間は周りの人の影響を受けやすいです。
ですので、受験勉強せずに遊んで怠けている人の周りにあなたがいれば、
当然ですが、そこがコンフォートゾーンとなり自分も同じように怠けてしまいます。
だからこそ、そうした人たちの悪い影響を受けるのではなく、
もっと受験勉強で頑張っている人たちと接する機会を増やすことで、
良い影響が与えられてコンフォートゾーンを抜け出しやすくなります。
時間配分を変える
時間は誰にでも平等に24時間あります。
24時間という時間をどう使っているのかはコンフォートゾーンを抜け出すために必要です。
ゲームやSNSをする時間は楽しいかもしれないですが、
そうしたコンフォートゾーンを抜け出すためにも勉強時間に充てて
時間の使い方を変えなくてはならないです。
まとめ
コンフォートゾーンは居心地がいいかもしれないですが、
コンフォートゾーンから抜け出さない限りは成長はしないです。
ホメオスタシスを意思や根性に頼らずにいつも通りというレベルまで、
脳に認識させることで、より高い次元へと成長します。
コンフォートゾーンを抜け出すことは不安やストレスが最初は掛かりますが、
ラーニングゾーンがある程度馴染んでいけば、そこが新たなコンフォートゾーンになります。
ですので、今の自分を変えて受験に合格したいのであれば、
今回紹介したコンフォートゾーンを抜け出すための方法を活用してみてください。
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