アクション・トリガーとは
受験勉強を頑張ろうと思っても、
つい、SNSやテレビなどの誘惑に負けて、
受験勉強が中々習慣化できずに先延ばしがちの受験生が多いと思います。
受験勉強が中々習慣化できない受験生にオススメなのがアクション・トリガーです。
アクション・トリガーとは、
行動を起こすきっかけになる事柄(アクション)のことを言います。
日本語に直訳すると行動の引き金という意味です。
アクション・トリガーは、日常の生活環境で発生する事柄をトリガーにして、
行動を起こしやすくなるという方法です。
アクション・トリガー
アクション・トリガーは、
いつもの行動(アクション)をきっかけ(トリガー)にして習慣化させる方法だよ。
いつもの行動(アクション)をきっかけ(トリガー)にして習慣化させる方法だよ。
要チェック!!
アクション・トリガーは実験研究によって効果が明らかになっている
アクション・トリガーは、
米国NewYork UniversityのPeter Gollwitzer教授と
スイスのUniversity of ZurichのVeronika Brandstätter教授が、
習慣化に極めて効果的であるということを発見しました。
この2人の心理学者が大学生を対象に行なった調査で、
生徒を2つのグループに分けて次のような実験を行いました。
1つ目のグループには
- 12月26日までにレポートを提出すれば追加で単位を与える。
- ただし、提出しなくても今の単位には影響ない。
次に2つ目のグループには、
- 12月26日までにレポートを提出すれば追加で単位を与える。
- ただし、提出しなくても今の単位には影響ない。
- 講義が終わったら図書室へ行きレポートを書く。
という個々の学生にアクショントリガーを宣言させたようです。
すると、1つ目のグループのレポート提出率が33%だったのに対して、
なんと2つ目のグループは75%もの提出率になり2.3倍に上がったようです。
アクション・トリガーはしっかりと研究結果で効果がある方法だということがわかります。
アクション・トリガーの作り方
薬を飲むときは食後にと言われていますが、
なぜ食事のタイミングで薬を飲む必要があるのかというと、
食事をトリガーにして薬を飲み忘れないようにしているんですね。
実は薬を飲むという行為にもアクショントリガーが使われているわけです。
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