目標設定とドーパミン
目標はやる気スイッチのボタンそのものであって、
何かを成し遂げたいのであれば絶対に目標設定はしなければなりません。
部活でも甲子園出場や国体出場など、
目標設定が明確であるほどやる気や行動がしやすくなります。
ドーパミンとは、快感や幸福を司るホルモンです。
ドーパミンが出ることでやる気スイッチがオンになります。
ドーパミンが分泌されるタイミングは2種類あると言われています。
- 何かが起こるかもしれないと期待するとき
- 何かを達成したとき
まず一つ目が、何かいいことが期待される場合に、
それを実現させるために脳はドーパミンを出してやる気を起こします。
二つ目が、何かを達成したときも良い期待の
実現に対して達成の報酬としてドーパミンが出ます。
目標設定をするべき理由は、自分のやる気スイッチをONするためです。
逆に目標設定を正しくしなければ、
長期的な受験勉強を乗り越えることができないということです。
目標設定とドーパミンの関係についてご紹介します。
ドーパミンを出しやすい目標設定
- 具体性
- 明確性
- 現実性
具体性
ドーパミンを分泌させるためには報酬への期待が必要になります。
報酬はわかりやすく設定することが重要です。
数学を勉強するとするよりも〇〇大学に合格するために数学を勉強するのほうが、
報酬が明確でドーパミンが分泌されやすいです。
明確性
成果がわからないといくら目標設定したとしてもドーパミンが分泌されません。
例えば、
- TOEICでよい点数を取る
- 受験に合格する
- TOEICで900点以上取る
- 模試でA判定を取る
目標に数字が含まれていると達成度合いがわかるのでオススメです。
また、目標設定してその目標が達成されなくても
フィードバックを繰り返すことで、達成度合いを確認できるので
ドーパミンの分泌に繋がっていきます。
現実性
達成できないような非現実的な目標に向かって長時間頑張ることは難しいです。
最終目標が今の自分にはハードルが高ければ、
中間目標は現実的に実現しやすい目標設定をしましょう。
目標設定をしてその目標が達成されるたびに、
ドーパミンが分泌されるのでやる気が維持できます。
目標設定と目標達成によってドーパミンスパイラルが起きる
目標設定と目標達成によってドーパミンスパイラルが起きます。
- STEP1目標設定報酬の期待によってドーパミン分泌される
- STEP2やる気が出るやる気が出るので勉強が捗る
- STEP3目標達成達成の報酬としてドーパミン分泌される
- STEP4目標達成してやる気が出て自信が付く
- STEP5次の目標設定報酬の期待によってドーパミン分泌される
ドーパミンスパイラルはスポーツでよくあります。
例えば、甲子園出場を目標設定してドーパミンが分泌されて、
辛い過酷な練習でもめげずに頑張り、練習した結果を大会で出して、
甲子園出場が決定したら目標達成してさらにドーパミンが分泌されます。
自信がある人というのはこうしたドーパミンスパイラルによって作られていくんですね。
受験勉強でも同様です。目標設定して、ドーパミン分泌されて、
勉強してテストで点数が良ければ、目標達成でさらにドーパミンが分泌されます。
まとめ
目標設定と目標達成によってドーパミンが出ます。
目標設定してやる気を呼び出し、目標達成で次の目標を呼びます。
このドーパミンのスパイラルを起こすことが、
常にモチベーションが高い状態で、目標に向かって邁進できる状態を作れます。
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