エビングハウスの忘却曲線とは
エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者である
ヘルマン・エビングハウスが無意味な音節を記憶して、
時間とともにどれだけ忘れるかを数値化したものです。
以下の表は時間とともにどれだけ記憶したことが頭に残っているか示しています。
人間は何も工夫もなく覚えた情報を1時間後には56%忘れて、
1日後には76%忘れてしまいます。
エビングハウスの忘却曲線
- 20分後には42%忘れる
- 1時間後には56%忘れる
- 9時間後には64%忘れる
- 1日後には76%忘れる
吹き出し内容
エビングハウスの忘却曲線をベースに考えた最適な復習のタイミング
エビングハウスの忘却曲線をベースに考えた
最適な復習のタイミングについて考えていきます。
学習した後の24時間以内に10分間の復習するだけで、記憶率は100%に戻ります。
そして、ここからが非常に素晴らしいのですが、
次回の復習は1週間以内にたった5分すれば蘇るのです。
そして、次は1ヶ月以内に2〜4分復習するだけで記憶が復活します。
復習するタイミング
- 24時間以内→10分間復習
- 1週間以内→5分間復習
- 1ヶ月以内→2〜4分間復習
この3つを守る
復習のタイミングさえ間違えなければ、
最大でもたったの19分の復習で1か月後も学んだことを忘れずにいられます。
まとめ
エビングハウスの忘却曲線を理解することで、
一度学んだことを忘れたとしても短時間で覚え直すことで記憶は定着します。
適切なタイミングで再学習することで、
記憶を呼び戻す労力が節約できてコスパが良いです。
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