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日本史の勉強法|大学受験で通史を得点源に変える基礎からの進め方

大学受験の勉強法

「日本史は覚えることが多すぎて、

どこから手をつければいいか分からない」

「一問一答は解けるのに、模試や

共通テストになると点数が伸びない」。

このように感じている高校生は少なくありません。

日本史の勉強法で最初に押さえておきたいのは、

用語を単体で覚えることよりも先に、

時代の流れ(通史)をつかむことです。

流れが分かっていれば、個別の用語や出来事を

「なぜそれが起きたのか」という文脈の中で

覚えられるため、記憶に残りやすくなります。

この記事では、大学受験の日本史を基礎から

得点源に変えるための勉強法を、原因の整理、

教材の使い方、暗記と復習の工夫、共通テスト・

二次試験対策の順で紹介します。

日本史が伸び悩む、よくある原因

日本史の勉強時間を確保していても点数が

伸びない場合、勉強量よりも進め方に原因が

あることが多くあります。まずは自分がどこで

つまずいているかを確認しましょう。

用語の暗記だけで終わっている

一問一答や単語カードで用語を覚えても、

それだけでは共通テストの資料問題や、

大学によっては出題される記述問題に

対応しきれないことがあります。

用語は「誰が」「いつ」だけでなく、

「何のために」「その後どうなったか」まで

セットで覚えることが必要です。

時代の流れ(因果関係)を掴めていない

政治・外交・経済・文化は、それぞれ独立した

知識ではなく、互いに影響し合いながら

動いています。

たとえば江戸幕府の対外政策の変化を、

貿易や財政の事情と切り離して覚えると、

応用的な問題では対応できなくなります。

定期テスト対策と大学受験対策を混同している

定期テストは授業の進度に合わせた狭い範囲の

暗記で対応できますが、大学受験は既習範囲

全体を横断して出題されます。

定期テストで点が取れていても、大学受験に

向けては通史の総復習が別途必要になると

考えておきましょう。

日本史の勉強法:基礎からの4ステップ

何から手をつければよいか分からない場合は、

次の4ステップの順番で進めると、暗記と

理解のバランスを取りやすくなります。

ステップ1 教科書か講義系参考書で通史をざっくり掴む

最初の段階では、細かい用語を覚えようとせず、

教科書または講義形式の参考書を通読し、

時代ごとの大まかな流れをつかむことを

優先します。

分からない用語が出てきても立ち止まらず、

まずは最後まで読み通すことを目標に

しましょう。

ステップ2 一問一答・用語問題集で用語を固める

通史の流れが頭に入ったら、一問一答や

用語問題集で個別の用語を覚えていきます。

このとき、ステップ1で掴んだ流れの

どの場面に出てくる用語かを意識すると、

記憶に残りやすくなります。

ステップ3 問題演習で使える知識に変える

覚えた用語や流れを、実際の問題形式で

使えるかどうかを確認する段階です。

一問一答で正解できても、選択肢問題や

資料の読み取り問題では正答できないことが

あるため、複数の出題形式に触れておく

必要があります。

ステップ4 過去問・共通テスト演習で仕上げる

志望校の過去問や共通テストの過去問・

予想問題を解き、時間配分や出題傾向に

慣れる段階です。

間違えた問題は、ステップ1〜3のどこに

戻って復習すべきかを確認しながら進めると、

弱点を効率よく埋められます。

教科書・参考書・史料集の使い方

教材の役割を混同すると、同じような内容の

参考書を何冊も抱え込んでしまいがちです。

それぞれの教材の役割を整理しておきましょう。

教科書は「読む」より「地図として使う」

教科書は網羅性が高い一方、説明が簡潔なため、

初めて読む段階では理解しにくい部分も

あります。

講義系参考書や資料集で理解した内容を、

教科書のどこに位置づけられるかを確認する

「地図」として使うと効率的です。

参考書を増やしすぎない

複数の参考書に手を出すと、それぞれの

理解が中途半端になりやすくなります。

基本は1冊の参考書と1冊の一問一答を

繰り返し使い、抜け漏れを確認する目的でのみ

別の教材を追加するようにしましょう。

史料集・資料集は史料問題対策に欠かせない

日本史の入試では、教科書本文だけでなく、

史料の原文やグラフ・地図などの資料を

読み取らせる問題が出題されます。

資料集に載っている代表的な史料には、

授業や自習の中で一度は目を通しておくことが、

初見の史料に対応する力につながります。

史料問題は「初めて見る史料だから解けない」

と身構えがちですが、多くの場合は

教科書レベルの前後関係が分かっていれば

読み解けるように作られています。

史料そのものを丸暗記するのではなく、

その史料が「どの時代の、どんな出来事に

関するものか」を通史の中で位置づけて

おく意識が役立ちます。

自分に合った覚え方と復習サイクルを見つける

暗記のやり方は一つではありません。

自分がどのタイプの覚え方と相性が良いかを

知ることで、同じ勉強時間でも定着の

しやすさが変わってきます。

見る・聞く・読む、それぞれに合った覚え方

学習の仕方には、図やイラストで覚えるのが

得意なタイプ、音読や音声で覚えるのが

得意なタイプ、文章を自分の言葉で整理しながら

覚えるのが得意なタイプがあると言われています。

たとえば年表や地図に色分けして書き込む、

出来事の流れを声に出して説明してみる、

教科書の記述を自分の言葉で要約してノートに

書く、といった工夫は、それぞれのタイプに

合わせた覚え方の一例です。

どれか一つが正解というわけではないので、

いくつか試してみて、自分がやりやすいと

感じる方法を軸にするとよいでしょう。

年号の覚え方は関連記事もあわせて確認する

出来事の年号を覚えることも、通史の流れを

定着させるうえで役立ちます。

語呂合わせの作り方や、教科書によって

年号表記が異なるケースへの対応など、

年号暗記の具体的なコツはこの記事の

最後で関連記事として紹介します。

忘れる前提で復習サイクルを組む

人の記憶は時間とともに薄れていくと

言われているため、一度で覚えきろうとせず、

複数回に分けて繰り返し触れる前提で

計画を立てることが重要です。

たとえば「覚えた翌日」「1週間後」

「模試の前」のように、あらかじめ復習の

タイミングを決めておくと、自分で思い出す

練習(想起)の回数を自然に増やせます。

Q. 日本史が苦手・嫌いでも克服できますか?

好き嫌いよりも、どの段階でつまずいて

いるかを特定することが先です。

通史の流れが頭に入っていないのか、

用語は覚えたが問題形式に慣れていないのか、

資料の読み取りが苦手なのかによって、

次にやるべき勉強は変わります。

この記事のステップ1〜4のどこで

止まっているかを確認してみてください。

共通テスト・二次試験(記述式)で変わる対策

日本史は共通テストと二次試験で問われ方が

大きく異なるため、志望校の入試方式に

合わせて対策の重点を変える必要があります。

共通テストは資料・史料の読み取りに慣れる

共通テストの地理歴史では「歴史総合、

日本史探究」という科目名になっており

(旧課程の「日本史B」にあたる範囲です)、

単純な一問一答形式だけでなく、複数の

資料を関連づけて考えさせる出題が

見られます。

過去問や共通テスト対応の問題集で、

資料を読み取って選択肢を絞り込む練習を

重ねておきましょう。

二次試験の記述問題は「理由・背景」を書く練習が必要

国公立大学の二次試験などで日本史の

記述問題が課される場合、出来事を並べる

だけでなく、その原因や影響を自分の言葉で

説明する力が求められます。

教科書や参考書の説明を読んだあと、

白紙に「なぜそうなったのか」を自分の言葉で

書き出す練習をすると、記述力を

伸ばしやすくなります。

志望校の出題傾向は必ず過去問で確認する

共通テストのみで日本史を使うのか、

二次試験でも記述式が課されるのかによって、

必要な対策の深さは大きく変わります。

志望校の過去問を早めに確認し、どこまで

書ける状態を目指すべきかを把握しておくことが、

勉強の優先順位を決めるうえで重要です。

一人での対策が難しいと感じたときの選択肢

日本史は独学でも進められる科目ですが、

範囲が広いぶん、通史の理解が合っているかを

確認する相手がいないと、勘違いに

気づけないまま進んでしまうことがあります。

通史をひととおり終えたつもりでも、

模試の判定が上がらず、自分の理解の

どこが浅いのか、自分では判断しにくいという

悩みを持つ受験生は少なくありません。

また、日本史は覚える量が多いため、

気づかないうちに時間をかけすぎてしまい、

化学や英語など他の主要科目の勉強時間を

圧迫してしまうことがあります。

特に日本史を共通テストのみで使う場合は、

科目ごとの配分を定期的に見直す視点も

持っておきたいところです。

My Self_Learnは化学の受験対策を中核と

しながら、確認テストや個別の質問対応を

通じて、生徒がどの科目のどこで

つまずいているかを可視化する学習管理も

行っています。

日本史のように暗記量の多い科目についても、

他の科目とのバランスや学習計画の中で

どう位置づけるかを一緒に整理したい方には、

選択肢の一つになります。

松山市周辺で、化学だけでなく受験全体の

学習計画や進捗管理を相談できる塾を

探している方は、My Self_Learnも

検討してみてください。

また、日本史の年号を効率よく覚える

コツについてはこちらの記事

詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

数学や生物、物理など、他教科の勉強法も

数学の勉強法

生物の勉強法

物理の勉強法

それぞれ解説していますので、科目全体の

学習計画を立てる際の参考にしてください。

日本史の勉強法|大学受験で通史を得点源に変える基礎からの進め方:まとめ

日本史の勉強法で最初に押さえるべきは、

用語の暗記よりも先に通史の流れを

つかむことです。

教科書・講義系参考書で流れを掴んだあと、

一問一答→問題演習→過去問の順で教材を

使い分けると、暗記に偏らず得点源に

変えていくことができます。

自分に合った覚え方を見つけ、忘れる前提で

復習サイクルを組んだうえで、共通テストの

資料問題や二次試験の記述問題にも、

志望校の傾向に合わせて備えましょう。

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