英語が遅れているから、今週は英語だけに集中したい。
その一方で、数学や理科を放置してよいのか不安になる人もいるでしょう。
結論から言えば、受験勉強で1科目に集中する方法はありです。
ただし、「何日で終えるか」と「他科目をどこまで維持するか」を、
先に決めておくことが条件です。
受験勉強で1科目に集中するメリット
科目を絞ると、短期間で単元同士のつながりを見つけやすくなります。
毎回の切り替え時間を減らせる
英語から数学、数学から化学へと頻繁に切り替えると、
教材を用意し、直前の進捗を思い出す時間が必要です。
1つの単元をまとめて進めれば、その時間を実際の演習に回せます。
「分からない点」を連続してつぶせる
例えば理論化学で物質量が曖昧なままだと、
気体や溶液の計算へ進んでも、同じところで止まります。
数日間だけ集中し、前提となる単元から順に戻ると、
「点」だった知識が「線」になりやすいです。
1科目集中が向く場面
・弱点の原因が、特定の基礎単元にある
・休日や長期休暇で、まとまった時間がある
・「問題集1章を終える」など、終了条件が明確
1科目に偏らせると危険な場面
集中そのものが悪いのではなく、期限のない集中が問題になります。
入試までの残り期間が短い
共通テストや個別試験が近い時期に、1科目へ時間を全投入すると、
他科目で覚えた知識を取り出す機会が減ってしまいます。
得意科目に逃げている
好きな英語長文だけを進め、必要な英文法や苦手な数学に触れないなら、
それは一点集中ではなく、学習課題の回避になっている可能性があります。
偏りを防ぐ3つの判断基準
開始前に次の3項目を決めれば、集中のメリットだけを取り入れやすくなります。
| 判断基準 | 決め方の例 |
|---|---|
| 期間 | 今週の土日、2日間だけ |
| 終了条件 | 英文法の関係詞章を解き直しまで終える |
| 他科目の維持 | 英単語20分、数学の解き直し1問は毎日続ける |
終了条件は勉強時間ではなく成果物で決める
「10時間やる」では、何ができるようになれば終了かが分かりません。
「例題を解釈なしで再現する」のように、確認できる形で終点を決めましょう。
最後に必ず切り替え日を入れる
集中期間の最後に、他科目の短いテストを入れてください。
正答率が大きく落ちた科目があれば、次の週はそちらの復習を優先します。
全科目の優先順位から見直したい場合は、
受験勉強の優先順位の付け方もあわせて確認してください。
受験勉強は1科目に集中してもいい?伸びる使い方と偏りを防ぐ判断基準3つ:まとめ
1科目への集中は、基礎の穴を短期間でつぶすときに有効です。
期間、終了条件、他科目の最低維持量の3つを、必ずセットで決めましょう。
自分だけで科目間の配分を決めにくい場合は、
模試や定期テストの結果を持って、学校や塾の先生に相談すると整理しやすくなります。




コメント