勉強を頑張っているつもりでも、
思うように計画通り進まない、と感じることはないでしょうか。
そんなときに役立つ考え方が、自分で課題を見つけて解決していく「セルフマネジメント」です。
ここでは、受験勉強に役立つセルフマネジメントの考え方と、
日々の学習に取り入れやすい具体的な方法を紹介します。
セルフマネジメントとは
まずは、セルフマネジメントがどのような考え方なのかを整理します。
セルフマネジメントとは、直訳すると「自己管理」のことです。
自分の感情をコントロールしながら、
モチベーションを保ち、日々のタスクを管理していく力のことを指します。
経営学者として知られるピーター・ドラッカーは、
論文「Managing Oneself」の中で、次のように述べています。
“Success in the knowledge economy comes to those who know themselves – their strengths, their values, and how they best perform.”
「知識社会での成功は、自分の強み、価値観、
そしてどうすれば最も力を発揮できるかを知っている人にもたらされる」
つまり、自分の状態を客観的に把握し、
うまく付き合っていくことが、力を発揮するうえで重要だということです。
特に、模試の結果に一喜一憂しやすい受験期には、
感情と事実を切り分けて考える力が助けになります。
これは、受験勉強にも当てはまる考え方です。
ここからは、このセルフマネジメントを、
受験対策に置き換えて具体的に説明していきます。
セルフマネジメントの3つのポイント
受験勉強にセルフマネジメントを取り入れる際は、
次の3つを意識してみましょう。
セルフマネジメントの3つのポイント
- 感情ではなく事実を見る
- 目標を具体的な行動に落とし込む
- 時には自分を褒める
感情ではなく事実を見る
「このままでは合格できないかもしれない」というように、
不安な感情に囚われてしまうと、正しい判断がしにくくなります。
ネガティブな思い込みは、あくまで思い込みであり、実際に起きている事実とは限りません。
感情に振り回されないためにも、まずは今起きている事実だけを基準に考える習慣をつけましょう。
例えば模試の判定だけで一喜一憂するのではなく、
科目ごとの正答率や間違えた単元を具体的に書き出してみると、
事実に基づいた判断がしやすくなります。
目標を具体的な行動に落とし込む
目標は、できるだけ具体的にしておくことが大切です。
期間と数値を決めておくと、達成度合いが分かりやすくなります。
目標を立てるときのポイント
- 期間を決める
- 数値を明確にする
目標が決まったら、
毎日続けられる小さな行動にまで落とし込んでいきます。
最初から高い行動目標を掲げてしまうと、
続かずに挫折しやすくなるため注意が必要です。
行動目標の例
- 毎日、英単語を10個覚える
- 毎日、教科書を5ページ読む
小さな行動から積み重ねていくことで、
無理なく継続しやすくなります。
時には自分を褒める
最後に意識したいのが、自分を褒めることです。
人には誰しも、認められたいという「承認欲求」があります。
自分で自分を褒めることで、
この承認欲求が満たされ、モチベーションを保ちやすくなります。
目標を達成できない日があっても、
そのたびに自分を責めすぎると、続けること自体が苦しくなってしまいます。
小さな失敗は大目に見て、
できたことに目を向けるようにしましょう。
セルフマネジメントでつまずきやすいポイント
頭では分かっていても、
実践する中でつまずきやすい場面があります。
自分がどちらに近いか、一度確認してみましょう。
続けやすい人の特徴
- 小さな行動目標から始めている
- できなかった日があっても、翌日に切り替えている
- 自分の状態を記録して振り返っている
挫折しやすい人の特徴
- 最初から高すぎる行動目標を立てている
- 一度できなかっただけで、自分を強く責めてしまう
- 感情のまま「もうダメだ」と結論を出してしまう
特に受験勉強では、模試の結果が悪かった直後や、
思うように点数が伸びない時期に、
感情に流されて投げ出しそうになる場面が出てきます。
そうしたときこそ、事実を見る、
行動に落とし込む、自分を褒めるという3つの意識に、
立ち返ることが助けになります。
セルフマネジメントに役立つアプリの例
セルフマネジメントを助けるツールとして、
習慣管理アプリを活用する方法もあります。
例えば「Momentum」は、日々の習慣を記録できるアプリの一つです。
Q. Momentumはどんなアプリですか?
A. シンプルな画面で、その日にやるべき習慣が
一覧表示されるアプリです。過去の記録も振り返りやすく、
Mac・Apple Watchとの連携も案内されています。
無料版は登録できる習慣数に制限があり、有料プランで上限が広がりますが、
価格や条件は変更されることがあるため、
利用前にApp Store上の最新情報を確認してください。
手帳やカレンダーアプリで代用しても構いません。
大切なのは、自分の行動を記録し、振り返る習慣そのものです。
こうしたアプリはあくまで補助的なツールであり、
使うこと自体が目的にならないよう注意しましょう。
セルフマネジメントは、意識すればすぐに完璧にできるものではありません。
ただし、感情に振り回されず事実を見る、
目標を行動に落とし込む、自分を褒めるといった意識を持つだけでも、
日々の勉強との向き合い方は変わってきます。
学習計画を立てても振り返りの習慣がないと、
同じつまずきを繰り返してしまうことがあります。
My Self_Learnでは、生徒ごとの学習計画を作成したうえで、
確認テストの結果を踏まえて計画を見直す仕組みを取り入れています。
個別指導では、模試の結果が悪かったときなど、
感情的に落ち込みやすい場面でも、
事実を整理しながら次の行動を一緒に考えることができます。
一人でのセルフマネジメントに難しさを感じている方は、
そうした振り返りの仕組みを活用するのも一つの方法です。
なお、
受験勉強に応用すればどんどん成長する!!PDCAサイクルも参考になる内容なので、
時間があるときにぜひチェックしてみてください。
【誰でもすぐにできる】受験対策に活用できるセルフマネジメント方法についてわかりやすく説明してみた:まとめ
今回は、セルフマネジメントについてご紹介しました。
受験勉強でセルフマネジメントをしっかりと行うことで、
日々の勉強の質や志望校合格への確率が格段に向上します。
ぜひ、受験生の方はセルフマネジメントをマスターして使いこなせるようにしましょう。



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