勉強時間を確保しているのに、
思うように進まない。
そう感じている受験生は少なく
ありません。
原因の多くは、勉強時間そのものの
不足ではなく、時間の使い方、つまり
タイムマネジメントにあります。
この記事では、受験勉強に活かせる
タイムマネジメントの考え方を、
4つのポイントに整理して解説します。
タイムマネジメントとは
タイムマネジメントとは、限られた
時間を計画的に使うための考え方や
技術のことです。
どんな人でも1日は24時間しか
ありません。時間の使い方次第で、
同じ24時間でも成果は大きく
変わります。
「時間が足りない」と感じたときほど、
まず時間の使い方を見直すことが
近道になります。
タイムマネジメントで重要な4つのポイント
受験勉強にタイムマネジメントを
取り入れるときは、次の4つの
ポイントを意識しましょう。
タイムマネジメントで重要な4つのポイント
- タスクの整理
- 優先順位づけ
- 目標や締め切りを数値化
- 余裕のあるスケジュール設定
タスクの整理
タイムマネジメントの基本は、
タスクの整理です。
やらなければならないことを
ToDoリストなどに書き出すと、
やるべきことが明確になり、
効率的な進め方を選びやすく
なります。
大きなタスクは、そのままでは
取りかかりにくいため、小さな
単位に分解することが重要です。
例えば「英単語を覚える」ではなく、
「単語帳の1〜50番を覚える」まで
分解すると着手しやすくなり、
モチベーションの低下も防げます。
優先順位づけ
タイムマネジメントでは、やるべき
ことを重要度と緊急度で分類します。
| 重要 | 重要でない | |
| 緊急 | 最優先のタスク | それほど重要でないが急ぎのタスク |
| 緊急でない | 重要だがすぐにやらなくてよい | 重要でも急ぎでもないタスク |
優先すべきは、重要度と緊急度が
どちらも高いタスクです。ここから
消化していくことで、時間的にも
精神的にも余裕が生まれます。
逆に、重要度も緊急度も低い
タスクについては、本当に必要かを
見直す機会にしましょう。
目標や締め切りを数値化
目標や締め切りは、客観的に
判断できるよう数値化することが
大切です。
「たくさん勉強する」ではなく、
「今週中に問題集を10ページ進める」
のように数値化すると、達成度を
判断しやすくなります。
明確な期限のないタスクにも、
自分なりの締め切りを設定
しましょう。
期限は、実際の提出日や試験日より
早めに設定しておくと、先延ばしを
防ぎながら、余裕を持って
仕上げられます。
余裕のあるスケジュール設定
あまりにも余裕がないスケジュールは、
体調不良や予定外の用事が入った
だけで崩れてしまいます。
生活していれば、予想外の事態は
ある程度起こるものとして、あらかじめ
バッファ(余裕時間)を持たせて
おきましょう。
必要なタスクを終えたうえで余った
時間を、優先度の低いタスクに
充てるようにすると、無理のない
スケジュールになります。
1週間のスケジュールに落とし込む例
4つのポイントを、実際の1週間の
スケジュールに落とし込むと
次のようなイメージになります。
平日は、学校の授業や部活動を
踏まえたうえで、優先度の高い
科目の演習時間をあらかじめ
確保しておきます。
週末には、平日に消化しきれ
なかったタスクや、模試の復習など、
重要度は高いが緊急度が低い
タスクに時間を充てます。
1週間の終わりに、その週の
タスクがどれだけ消化できたかを
振り返り、翌週の計画に反映させる
時間を作ると、タイムマネジメントの
精度が徐々に上がっていきます。
集中力を保つための時間の区切り方
タスクを整理しても、長時間
机に向かい続けると集中力は
だんだん落ちていきます。
「25分集中したら5分休憩する」
のように、勉強時間を短く区切って
繰り返す方法もよく知られています。
自分にとって集中しやすい時間の
長さは人によって異なるため、
まずは短めの時間で試してみて、
続けやすい長さに調整すると
よいでしょう。
タイムマネジメントがうまくいく人・いかない人の違い
同じ24時間を使っていても、
時間管理がうまくいく人と
いかない人には、いくつかの
違いがあります。
時間管理がうまくいく人の特徴
- 1日の始めにタスクを確認する
- 優先順位をつけてから取りかかる
- スケジュールに余裕を持たせている
時間管理がうまくいかない人の特徴
- やるべきことを頭の中だけで管理している
- 目の前のタスクから手当たり次第に取りかかる
- 予定を隙間なく詰め込んでいる
Q. タイムマネジメントを始めたいですが、何から手をつければよいですか?
A. まずは1日分のタスクを紙やアプリに書き出すことから始めましょう。全体を整理してから優先順位をつけるだけでも、時間の使い方は変わってきます。
時間管理と学習計画を両立させるには
タイムマネジメントは、日々の
時間の使い方を整理する技術ですが、
それだけで志望校合格に必要な
学習量を判断できるわけでは
ありません。
どの科目に、どれだけの時間を
割くべきかは、志望校のレベルや
今の学力によって変わります。
松山市の大学受験塾My Self_Learnでは、
生徒ごとの学力や志望校に合わせて
学習計画を作成し、確認テストの
結果を踏まえて計画を調整して
います。
自分では気づきにくい優先順位の
つけ方の癖や、計画と実行の
ズレについても、定期的な面談を
通じて確認できる点は、一人で
タイムマネジメントを続けるより
続けやすいと感じる生徒もいます。
タスクの整理や優先順位づけを
自分だけで続けるのが難しいと
感じる場合は、学習計画そのものを
一緒に整理してもらう方法も
選択肢の一つです。
また、
受験対策に活用できるセルフマネジメント方法についても参考になりますので、
あわせてご覧ください。
受験生のためのタイムマネジメント4つのコツ|時間管理の基本を解説:まとめ
タイムマネジメントをしっかりと
できるようになると、時間に余裕が
生まれ、精神的にもゆとりを持って
受験対策に取り組めます。
タスクの整理、優先順位づけ、
目標の数値化、余裕のある
スケジュール設定。この4つを
意識するだけでも、日々の時間の
使い方は変わっていきます。
まずは今日1日のタスクを
書き出すことから始めてみましょう。




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