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模試前日・体調不良の日は勉強ルーティンを崩していい?受験生の判断基準3つ

大学受験の生活習慣

「今日は模試前日なのに、いつもの勉強時間をこなせていない」「体調が悪くて机に向かえなかった」

——そんな自分を責めてしまうことはありませんか。

毎日同じ時間に同じ量の勉強をする習慣を確立できた受験生ほど、「いつも通りにできない日」

に強い罪悪感やあせりを感じやすい傾向があります。

結論から言うと、模試前日や体調不良の日に、いつもの勉強ルーティンを量や内容の面で崩す判断は、

多くの場合サボりではなく合理的な選択です。習慣化そのものの目的は、

日々の勉強を続けやすくして成績を伸ばすことであり、

習慣を寸分違わず遂行すること自体が目的ではないからです。

この記事では、なぜ「いつも通りできない日」に罪悪感を覚えやすいのか、

そして崩していい日をどう見極めればよいかを、

松山市の大学受験塾My Self_Learnが整理します。

なぜ「いつも通りできない日」に強い罪悪感を覚えるのか

まずは、この罪悪感がどこから生まれるのかを整理しておきましょう。

習慣が崩れること自体が問題なのではなく、崩れ方の受け止め方に原因があることが多いためです。

毎日同じ勉強ルーティンを続けてきた人ほど起こりやすいこと

毎朝決まった時間に机に向かい、決まった順番で問題集を進める。この習慣を確立するまでには、

日々の積み重ねが必要だったはずです。その積み重ねに自覚があるほど、「今日はできなかった」

という一日を、自分の努力全体の失敗のように感じやすくなります。これは意志が弱いからではなく、

習慣を大切にしてきた人ほど起こりやすい、ごく自然な反応です。

「サボり」と「合理的な休養」を区別しにくくなる心理

体調不良や特別な予定がある日でも、「今日だけは休む」という判断と「今日は勉強しない」

という判断を、同じもののように感じてしまうことがあります。心理学の分野では、

物事をうまくいくかいかないかの両極端で捉えず、

状況に応じて考え方や行動を選び直せる力を心理的柔軟性と呼び、

習慣を続けるうえでも重要だとされています。状況に応じてやり方を変える判断力も「習慣を守る」

ことに含めて考え直せば、両者の区別は自然とつけやすくなります。

補足

心理的柔軟性や、習慣が崩れても立て直せることの大切さは、

心理学や行動科学の分野で広く言われている考え方です。

個人差はあるため、ここでは「習慣を否定する」のではなく、

「状況に応じて習慣を調整する」ための視点として紹介しています。

習慣化の本来の目的を思い出す

ここで一度、何のために毎日机に向かう習慣をつけてきたのかを振り返ってみましょう。

習慣は手段であり、目的は成績向上そのもの

毎日勉強する習慣そのものは、良いことです。ただしその習慣は、

志望校合格に向けて実力をつけるための手段であり、習慣を維持すること自体が目的ではありません。

体調不良のまま無理に普段通りの量をこなしても、内容が頭に入らず、

翌日以降の体調悪化につながれば、かえって目的から遠ざかってしまいます。

「毎日続けること」と「そのつど判断すること」は両立する

習慣を毎日欠かさず続けられることと、状況に応じて量や内容を調整できることは、

対立するものではありません。習慣づくりの分野では、一日休んだこと自体よりも、

その後どれだけ早く元のペースへ戻れるかのほうが、

長期的な継続には影響しやすいという見方があります。崩れた日があっても立て直せることも、

習慣を続ける力のうちだと考えてよいでしょう。

模試前日・体調不良の日にルーティンを崩していい理由

受験生に実際によくある場面を、いくつか具体的に見ていきましょう。

模試前日に無理して普段通りの量をこなそうとするとどうなるか

模試の前日は、それまでの復習の総仕上げをしたくなる時期です。ただし前日に詰め込んだ内容は、

翌日の朝までに十分整理されないまま本番を迎えることになりがちです。

睡眠時間を削ってまで普段通りの勉強量を確保しようとすると、当日の集中力や判断力が落ち、

実力を出し切れなくなる場合があります。

体調不良の日に「やらなきゃ」と机に向かい続けるとどうなるか

熱や頭痛がある状態で無理に机に向かっても、内容はほとんど頭に残りません。それどころか、

回復が遅れて翌日以降の勉強時間をさらに失うことにもなりかねません。この場合、量を落とす、

あるいは思い切って休むという判断のほうが、結果的に学習全体の進み方を守ることにつながります。

秋は学校行事と模試が重なりやすい時期

松山市内の高校でも、秋は文化祭や体育祭といった学校行事が続き、

同じ時期に模試の予定が重なることが少なくありません。行事で疲労がたまっている状態のまま、

普段通りの勉強量を維持しようとすると、かえって両方が中途半端になりやすくなります。

行事の後は量を調整すると決めておくと、崩れにくくなります。

「崩していい日」を自分で判断するための3つの基準

何となく崩すのではなく、次の3つの基準に沿って判断すると、あとから振り返りやすくなります。

崩していい日を判断する3つの基準

1. 量を落とす・内容を変える・休むを分けて考える

2. 崩した翌日にどう戻すかを先に決めておく

3. 「崩した回数」ではなく「立て直し方」を記録する

基準1:量を落とす・内容を変える・休むを分けて考える

「今日はできない」と感じたときも、選択肢は一つではありません。いつもの半分の量に減らす、

暗記のような負担の軽い内容に切り替える、思い切って休む、

という3つの選択肢を状況に応じて選び分けます。

状況 対応の目安
模試前日で眠気が強い 新しい内容を増やさず、睡眠を優先する
発熱や頭痛がある 勉強を休み、回復を優先する
学校行事で疲労がある 量を普段の半分程度に減らす

基準2:崩した翌日にどう戻すかを先に決めておく

崩す判断をする時点で、「明日からは普段通りに戻す」と決めておくと、

一日の休みが次の休みへつながりにくくなります。

たとえば模試前日に勉強量を半分に減らしたなら、模試の翌日は通常のペースに戻す、

というように、いつ・どう戻すかまでセットで決めておくと迷いません。

戻すタイミングをあらかじめ決めておくこと自体が、習慣を目的に忠実な形で守るための工夫です。

基準3:「崩した回数」ではなく「立て直し方」を記録する

崩れた日があったこと自体を責めるのではなく、その後どう立て直したかを短くメモしておくと、

同じような場面で判断に迷いにくくなります。たとえば「模試前日は睡眠優先で正解だった」

のように、当時の判断を一言だけ書き添えておけば十分です。

それでも判断に迷うときは

崩していい日かどうかを一人で判断し続けるのは、受験生にとって負担が大きいものです。

特に模試や行事が重なる時期は、どこまで量を落としてよいか、

本人だけでは基準が見えにくくなります。

My Self_Learnでは、確認テストの結果や日々の学習状況をもとに、

生徒ごとの学習計画を講師と一緒に調整しています。体調や行事で崩れた日があっても、

その後の計画へ反映しながら立て直していく個別指導を行っています。

「今日は崩していい日なのか自分では判断できない」というときに相談できる相手がいることは、

習慣を長く続けるうえでの支えになります。

また、模試本番に向けた気持ちの整え方を知りたい方は

模試・受験本番の緊張をほぐす3つの習慣」も参考になりますし、

体調管理と集中力の関係を詳しく知りたい方は

睡眠・運動・朝の習慣が作る集中力の土台」もあわせてご覧ください。

模試前日・体調不良の日は勉強ルーティンを崩していい?受験生の判断基準3つ:まとめ

毎日同じ勉強ルーティンを続けてきた受験生ほど、模試前日や体調不良の日に「いつも通りできない」

ことへ強い罪悪感を持ちやすいものです。しかし習慣化の目的は、

日々の勉強を続けて成績を伸ばすことであり、

習慣を寸分違わず遂行すること自体が目的ではありません。

量を落とす、内容を変える、思い切って休むという選択肢を状況に応じて選び、

崩した翌日にどう戻すかを先に決めておけば、それはサボりではなく、

習慣の目的に忠実な判断だといえます。崩れた日があったこと自体ではなく、

その後どう立て直したかを記録する習慣をつけて、無理のない形で勉強を継続していきましょう。

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