隙間時間を勉強に活かすメリット
まとまった勉強時間が取れない、と悩んでいる受験生は多いのではないでしょうか。
実は、まとまった時間がなくても、日々の隙間時間を積み重ねることで勉強量を増やすことができます。
パナソニックが2014年に実施した調査によると、現代人の無駄な隙間時間は1日平均1時間9分にのぼるとされています。出典:パナソニック株式会社プレスリリース
1週間に換算すると、単純計算で約8時間分の時間が積み重なる計算になります。
短時間の積み重ねが持つ力
5〜10分程度の隙間時間を、何もせずに過ごすのと、勉強に充てるのとでは、積み重なったときの差が大きくなります。
まとまった時間でなければ勉強の意味がないと考える人もいますが、短い時間の勉強でも十分に効果があります。
集中力の観点から見た隙間時間の相性
人間の集中力の持続時間については、15分程度で低下しやすいという説や、45分・90分を目安とする説など、複数の考え方があります。
どの説にも共通しているのは、長時間ぶっ通しで勉強し続けるより、短い時間に区切って取り組むほうが集中を保ちやすいという考え方です。
隙間時間の勉強は、こうした短時間集中の性質と相性がよい方法だといえます。
量よりも「習慣化」が続けるための鍵になる
隙間時間勉強法は、1回あたりの時間の長さよりも、日々続けられるかどうかが重要です。
次の章では、隙間時間を具体的にどこで見つけるかを整理します。
隙間時間の見つけ方
隙間時間は、意識していないだけで日常生活の中に数多く存在しています。
- 【隙間時間になりやすい場面】
- 朝、学校に行く準備をしている間
- 電車やバスなど通学中の移動時間
- 学校の休み時間
- お風呂に入っている時間
- トイレの中
- 寝る前の数分間
通学・移動中の時間
電車やバスでの移動時間は、教科書やノートを広げなくても勉強できる代表的な隙間時間です。
学校の休み時間・待ち時間
授業と授業の間の休み時間や、部活動の準備・待ち時間なども活用できます。
短い時間だからこそ、暗記系の勉強など区切りをつけやすい内容に向いています。
家庭内のちょっとした時間
入浴中や髪を乾かしている時間、寝る前の数分間なども隙間時間として活用できます。
家庭内での隙間時間は、音声教材やアプリを使った勉強と相性がよい時間帯です。
隙間時間の長さ別・おすすめの勉強内容
隙間時間といっても長さはさまざまなので、時間の長さに応じて取り組む内容を変えるのがポイントです。
| 隙間時間の長さ | おすすめの勉強内容 |
|---|---|
| 5分未満 | 英単語・用語の暗記カードの見直し |
| 5〜15分 | 英単語・社会や理科の用語の暗記、リスニング音声 |
| 15分以上 | 問題演習の1〜2問、前日の復習内容の確認 |
暗記系の勉強が向いている理由
暗記は、繰り返し復習することで記憶が定着しやすくなる性質があるため、5〜10分程度の短い時間と相性がよい勉強内容です。
英単語や英熟語のほか、社会や理科の用語集を使った暗記もおすすめです。
リスニング音声を活用する
英語のリスニング音声を使った勉強は、教科書やノートを取り出しにくい満員電車や歩いている時間でも取り組めます。
ただし、聞き流すだけにならないよう、集中して聞くことを意識しましょう。
隙間時間勉強法を習慣化するコツ
隙間時間勉強法を続けるには、あらかじめ場所と内容をセットで決めておくのが効果的です。
- 【場所と内容の組み合わせ例】
- 電車の中→英単語の暗記
- 学校の休み時間→社会科の用語の暗記
- お風呂待ちの時間→音読練習
- 髪を乾かしている時間→リスニング練習
時間と場所をセットで決めておく
「この場所ではこの勉強をする」と決めておくと、その場に来たときに自然と取り組みやすくなります。
完璧を求めすぎない
毎回必ず勉強できなくても問題ありません。
続けられなかった日があっても、翌日また取り組めばよいと考え、無理のない範囲で継続することが大切です。
隙間時間勉強法を実践するときの注意点
隙間時間勉強法を取り入れるときは、いくつか注意しておきたい点もあります。
スマートフォンの誘惑に気をつける
隙間時間はスマートフォンを触ってしまいがちな時間でもあります。
勉強アプリを使う場合でも、通知をオフにするなど、他のアプリに気を取られない工夫をしておくと集中しやすくなります。
隙間時間だけで勉強を完結させようとしない
隙間時間勉強法はあくまで補助的な勉強法であり、これだけで受験勉強のすべてをまかなえるわけではありません。
問題演習や記述式の対策など、まとまった時間が必要な勉強もあるため、隙間時間と机に向かう時間の両方をバランスよく確保することが大切です。
睡眠時間を削ってまで詰め込まない
隙間時間を増やそうとして、就寝前の時間を削りすぎるのは逆効果になることがあります。
睡眠不足は日中の集中力低下につながりやすいため、隙間時間の活用と睡眠時間の確保は、どちらも大切にしましょう。
隙間時間だけで受験勉強のすべてをまかなうのは難しく、まとまった学習時間の中でどこを重点的に勉強すべきかを整理することも欠かせません。
隙間時間勉強法についてよくある疑問
- Q. 隙間時間の勉強はノートに書かなくてもいいですか?
A. 短い時間であれば、頭の中で思い出す・声に出すといった方法でも構いません。書く時間が取れる場合は、簡単なメモ程度でも記録を残すと復習しやすくなります。
Q. 隙間時間勉強法だけで成績は上がりますか?
A. 隙間時間の積み重ねは知識の定着に役立ちますが、それだけで受験対策のすべてが完結するわけではありません。まとまった時間で行う問題演習と組み合わせることが大切です。
My Self_Learnでは、生徒ごとの学習計画を確認しながら、限られた時間の使い方についても相談に対応しています。
「隙間時間はうまく使えているが、全体の学習計画に自信がない」という場合は、指導の中で状況を確認しながら整理していく体制を整えています。
なお、
勉強法に正解は無いが王道はある話についても参考になる内容なので、
時間があるときにぜひチェックしてみてください。
大学受験に活かす隙間時間の使い方|おすすめの勉強法とコツ:まとめ
隙間時間の使い方次第で頑張った人と頑張ってない人との差が広がります。
適度に休むことも大切ですが、なるべく小さい時間でも有効活用して
受験勉強に役立てていきましょう。




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