大学受験のために参考書を買いすぎた受験生へ
大学受験のために張り切って参考書を大量に買ってしまう受験生は中にいます。
しかし、参考書をたくさん買ったとしても成績が上がるわけではないです。
もし買っただけ偏差値が上がるのであれば、受験生はみんな上がりますね。
張り切っている受験生ほど参考書コレクターに陥りがちです。
参考書コレクターになってはいけない本当の理由
- 参考書を買うだけで満足してしまうから
- 自分が覚えやすいところだけしか理解していないから
- どこまで勉強してやったのかわからなくなるから
- それぞれの参考書の内容を忘れてしまうから
参考書を買うだけで満足してしまうから
参考書を購入すること自体で満足してしまって、
恰も自分は受験勉強頑張っている感が出てしまいます。
すると勉強した気になるだけで全く知識などが、
身についていないという状況に陥りやすいです。
自分が覚えやすいところだけしか理解していないから
参考書を買いすぎるとすべての知識が身につくわけではないので、
自分が覚えやすいことや理解しているところだけしか身につかず
知識は穴だらけとなります。
どこまで勉強してやったのかわからなくなるから
参考書を買いすぎるとぢこまでわかって何がわからないのかの進捗がわからないので、
自分の知識理解度や知識定着度が迷路状態になります。
それぞれの参考書の内容を忘れてしまうから
何冊も参考書を活用して勉強していると2・3冊目を終わることには、
1冊目の内容を忘れてしまったりしています。ちょっとかじっては次の本と
また次の本と手を出していくのは身につくものも身に付きません。
参考書は一冊だけで十分通用する
参考書は一冊だけで十分通用します。
というのも参考書は出版社が受験に実用な情報を徹底研究しており、
多額のお金を掛けて出版したものなので、
1つやればその分野の知識は一通り身に付きます。
まずはこれから大学受験のために長く付き合っていくための参考書を一つ決めます。
1教科に対して1つもしくは1分野につき1つです。
1周目が終わったら2周目、3周目…と、
同じ参考書を何度も繰り返して解くことが基本です。
また、参考書には大きく分けて
- 知識蓄積系の参考書
- 実践系の参考書
の2種類があります。
知識蓄積系の参考書は知識のおさらいや情報を整理して覚える参考書です。
単語帳や教科書のようなものです。
知識蓄積系の参考書は基本的に1冊で足ります。
一冊購入して隅から隅まで理解するくらいの気持ちでやり込みましょう。
実践系の参考書は各教科2〜3冊などあっても良いです。
実践系の参考書とは入試問題を実際に解いたり演習問題を解くための参考書です。
問題を解く数は多くても問題ないので必要な人は何冊でも買っても良いでしょう。
まとめ
参考書の冊数は多いほうが良いという人もいるかも知れませんが、
そうした人たちは一冊の参考書をやりきれなかった人が言ったりするケースが多いです。
まずは基本の参考書を1冊を完全に理解するべきです。
そして理解度に合わせてレベルアップすればよいです。
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