学習塾・予備校と学校の授業は何が違うのか
「学校の授業と塾の授業、どちらを優先すべきか
分からない」と感じたことはありませんか。
結論から言うと、学校の授業と学習塾の授業は
役割が異なり、どちらか一方だけで大学受験を
乗り切るのは難しいというのが実情です。
学校の授業を軽視して学習塾だけに頼る受験生も
いますが、それぞれの役割を理解したうえで
両方を活用する方が、結果的に効率よく
学力を伸ばせます。
学校の授業は入試の土台となる基礎学力を作る
学校の授業は、学習塾の授業の下位互換でも、
時間の無駄でもありません。
大学入試で問われる内容の多くは、学校で使う
教科書の範囲を土台にしているため、学校の授業を
理解しないまま学習塾の授業だけを受けても、
土台が抜け落ちたままになってしまいます。
学校の授業を大学受験に必要なものとして
聞くという意識を持つことが、遠回りに見えて
実は効率のよい勉強法につながります。
学習塾は学校の内容をただ繰り返す場所ではない
学習塾は、学校で習った内容をもう一度
同じように説明し直すだけの場所ではありません。
「学校で分からなかったところを塾で補ってもらえば
いい」という受け身の姿勢よりも、「学校で
不足している部分を塾で補う」という考え方の方が、
限られた時間を有効に使えます。
学校の授業だけでは大学受験対策として足りない部分
学校の授業をしっかり受けていても、大学受験の
対策としては不足する部分があるのも事実です。
多くの受験生が学習塾や予備校を利用する背景には、
主に次の2つの理由があります。
学校の授業だけでは足りないと感じやすい点
- 大学受験を前提にしたカリキュラムが確立されていない学校もある
- 周囲の生徒の受験に対するモチベーションに差が出やすい
大学受験向けカリキュラムが手薄になりやすい
中高一貫校など、大学受験を前提にした
カリキュラムを組んでいる学校もありますが、
すべての高校が同じように対応できているわけでは
ありません。
現役合格を目指すための演習量や、志望校の
出題傾向に合わせた対策までは、学校の授業だけで
補いきれない場合があります。
こうした部分を補うために学習塾を利用する
受験生が多いのは、自然な流れだと言えます。
周囲のモチベーションに差が出やすい
難関大学への進学を前提にした学校では、
周囲の生徒も同じ目標に向かって努力しているため、
自然と競い合う雰囲気が生まれやすくなります。
一方で、進路がさまざまに分かれる学校では、
必ずしも全員が同じ熱量で受験勉強に
取り組んでいるとは限りません。
学習塾では、同じ大学受験を目指す生徒が
集まっているため、周囲の頑張りに刺激を受けて
モチベーションを維持しやすいという側面があります。
「学校の授業を切ってでも塾を優先すべき?」への答え
「定期テストより模試の対策を優先したい」
という理由で、学校の授業への取り組みを
後回しにしたくなる受験生もいます。
学校の授業との付き合い方で迷ったときの考え方
- 学校の定期テスト範囲は、入試の基礎になる単元と重なることが多い
- 学校の授業中に理解を済ませておくと、塾での演習時間をより深い内容に使える
- 学校の授業を完全に切ってしまうと、基礎の抜け漏れに後から気づきにくい
学校の授業を「受験に関係ない時間」として
切り捨てるのではなく、「基礎を効率よく
済ませる時間」として活用する方が、結果的に
学習塾での演習効果も高まりやすくなります。
学校と塾、それぞれに向いている使い方
学校の授業と学習塾の授業は、優劣で比べるものではなく、
役割の違いとして整理すると分かりやすくなります。
| 役割 | 主な内容 |
|---|---|
| 学校の授業 | 教科書に沿った基礎学力の習得、定期テストを通じた理解度の確認 |
| 学習塾・予備校の授業 | 志望校対策、演習量の確保、受験に向けたモチベーション維持 |
学校の授業を軽視して学習塾だけに頼ると、
基礎が抜け落ちたまま応用問題に取り組むことになり、
かえって遠回りになりやすい点には注意が必要です。
学年によってバランスの取り方は変わる
学校と学習塾のバランスは、学年によっても
変えていく必要があります。
| 学年 | 意識したいバランス |
|---|---|
| 高校1・2年生 | 学校の授業と定期テストで基礎を固めることを優先し、塾は苦手分野の補強に使う |
| 高校3年生・浪人生 | 基礎を踏まえたうえで、志望校対策や演習量の確保を塾で重点的に行う |
高校1・2年生の時点で学校の授業を疎かにすると、
高校3年生になってから基礎の抜け漏れを
埋める時間が必要になり、志望校対策に
充てられる時間が減ってしまいます。
学習塾は学校の授業を前提にして活用する
学校と学習塾の違いを踏まえると、学習塾は
学校の授業が前提になって初めて効果を発揮する
場所だと考えるのが適切です。
せっかく毎日学校に通っているのですから、
基本的な内容は学校の授業でできる限り
完結させることを意識しましょう。
そのうえで、自分に不足している部分や、
志望校対策として必要な演習を学習塾で
補うという使い方が、最も効率のよい組み合わせです。
どの部分を学校に任せ、どの部分を塾で補うかは、
科目や志望校によっても変わってきます。
自己判断だけで決めきれない場合は、現在の
学習状況を客観的に整理してくれる相手に
相談してみるのも一つの手段です。
志望校対策や理解度の確認まで相談したい場合
学校の授業で基礎を固めたうえで、どの部分を
塾で補うべきか判断に迷う場合は、専門的な
視点から一緒に整理してもらうのも一つの方法です。
愛媛県松山市の大学受験塾My Self_Learnでは、
化学を中心とした受験対策に加えて、確認テストによる
理解度の把握や、志望校から逆算した学習計画づくりを
行っています。
学校の授業だけでは対策しきれない部分を、
具体的にどう補えばよいか整理したい方には
検討しやすい選択肢です。
また、
学習塾や予備校に行っても成績が上がらない受験生の5つの理由と原因を解決する方法や
大学受験で学習塾や予備校に行かないと損をする!?塾に行かないメリット・デメリットについてわかりやすく解説についても参考になりますので、
あわせてご覧ください。
学習塾・予備校と学校の授業の違いとは?それぞれの役割をわかりやすく解説:まとめ
学校の授業と学習塾の授業は、どちらが優れているかを
比べるものではなく、役割が異なる二つの学習の場です。
学校の授業で基礎学力を固めながら、学習塾では
志望校対策や演習量の確保、モチベーション維持を
補うという使い方が、大学受験に向けて
効率のよいバランスだと言えます。
どちらか一方に偏らず、両方の役割を理解したうえで
上手に組み合わせていきましょう。




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