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日本史の年号の覚え方|1185年など変わった年号にも対応するコツ

大学受験の暗記法

「日本史の年号がどうしても覚えられない」と検索してこのページを開いた方は、

一問一答では答えられるのに、模試の並べ替え問題になると

年号があいまいになってしまう経験があるのではないでしょうか。

実は「1192年、鎌倉幕府」のように昔覚えた年号の中には、

教科書の記述自体が変わっているものもあります。

この記事では、語呂合わせを丸暗記するだけでなく、

教科書の記述が変わった年号への対応や、

覚えた年号を得点に変えるための復習のコツまで解説します。

なぜ日本史の年号は覚えても忘れてしまうのか

年号が定着しないと感じる背景には、覚え方そのものに原因があることが多いです。

まずは代表的な3つの原因を確認しましょう。

年号と出来事を切り離して丸暗記している

「1600年、関ヶ原の戦い」のように数字と出来事だけを

セットで覚えようとすると、なぜその年に起きたのかという理由が抜け落ち、

記憶が長持ちしにくくなります。

時代や分野をまたぐと記憶が混線する

日本史は政治・外交・文化が同じ時代の中で同時に動くため、

政治史の年号と文化史の年号を別々に覚えていると、

頭の中で時代の順番があいまいになりやすい科目です。

定期テスト前の一夜漬けで終わっている

定期テストの範囲だけを直前にまとめて覚えると、

テストが終わった時点で記憶が薄れ始め、

模試や共通テストの時期には忘れてしまっているケースが多く見られます。

出来事の理由や結果とセットで年号を覚えると、初見の資料問題でも「この年号の前後に何が起きたか」を推測しやすくなります。
年号だけを単独で暗記した場合、ど忘れした瞬間に前後の出来事の順番までわからなくなり、並べ替え問題で失点しやすくなります。

「年号は変わらない」と思い込むと足をすくわれる理由

日本史の年号は一度覚えれば一生同じ、と思われがちですが、

実は教科書の記述自体が変わった年号もあります。

日本史Bは歴史総合・日本史探究に再編された

2022年度に高校へ入学した学年から新しい学習指導要領が適用され、

従来の日本史Bという科目は歴史総合と日本史探究という2つの科目に再編されました。

共通テストでも歴史総合・日本史探究という科目名で出題されており、

近現代史の比重や資料読解の出題が増える傾向にあります。

大手予備校の分析によると、共通テストの配点は

歴史総合が25点程度、日本史探究が75点程度とされており、

科目全体の中で歴史総合の対策も軽視できない比率を占めています。

鎌倉幕府の成立年は1192年から1185年に変わった

かつては源頼朝が征夷大将軍に任命された1192年が

鎌倉幕府の成立年として教えられていました。

現在は、頼朝が朝廷から守護・地頭を全国に置く権利を認められた

1185年を成立の目安とする記述が教科書の主流になっています。

研究が進んだ結果、幕府の支配体制は特定の年に一気に

できたのではなく、段階的に確立したという見方が現在の標準的な理解です。

古い参考書や過去問の解説に「1192(いいくに)作ろう鎌倉幕府」という語呂合わせが残っている場合があります。現在の教科書の主流の記述は1185年である点を押さえたうえで、出典が新しい教材で確認しましょう。

年号は暗記のゴールではなく時代の物差しとして使う

年号を覚える目的は、数字そのものを答えることではなく、

出来事の前後関係を素早く判断する物差しとして使うことにあります。

この視点を持つと、教科書の記述が更新された年号についても、

「なぜ変わったのか」という理由まで含めて理解でき、記憶に残りやすくなります。

日本史の年号を覚えやすくする3つの具体的な方法

ここからは、年号を長く記憶に残すための具体的な方法を紹介します。

語呂合わせは既製品よりも自分で作り替える

「鳴くよ(794)うぐいす平安京」のような定番の語呂合わせは、

広く知られているぶん耳には残りやすいものの、

自分の言葉で作った語呂合わせのほうが記憶に残りやすい場合があります。

市販の語呂合わせ集をそのまま覚えるのではなく、

自分がよく使う言葉やクラスの合言葉に置き換えて作り替えると、

出来事と年号を結びつける作業そのものが復習になります。

まずは直近の模試や定期テストで間違えた年号を3つ選び、

自分の語呂合わせに作り替えるところから始めてみましょう。

出来事を原因と結果でつなげて覚える

年号を単体で覚えるのではなく、なぜその出来事が起きたのか、

その結果どうなったのかという一連の流れとして覚えると定着しやすくなります。

たとえば、応仁の乱(1467年)であれば、

将軍家や有力大名の対立が全国的な戦乱に発展し、

その後の戦国時代につながったという流れを一続きの物語として説明できれば、

年号はその物語の一部として自然に記憶に残ります。

時代ごとに縦(政治)・横(文化)で整理する

日本史は同じ時代に政治・外交・文化が並行して進むため、

政治史だけを縦に暗記していると、文化史の年号が抜け落ちやすくなります。

時代ごとに政治・外交・文化を横に並べて年表を作ると、

同じ時代に起きた出来事同士がつながり、記憶が整理されます。

方法 やり方 向いている人
自作の語呂合わせ 年号と出来事を自分の言葉で結びつける 既製品の語呂が覚えにくい人
原因と結果でつなげる 出来事の流れをストーリーとして説明する 並べ替え問題で失点しやすい人
縦(政治)・横(文化)整理 同じ時代の出来事を横断的に並べる 文化史の年号が抜け落ちやすい人
Q. 語呂合わせと流れの理解、どちらを優先すべきですか?
A. 覚える量が多い時代・単元は語呂合わせで数字を先に固定し、出来事の意味は流れの理解で補う組み合わせが現実的です。どちらか一方だけに絞る必要はありません。

覚えた年号を得点に変えるための復習のコツ

年号は一度覚えて終わりではなく、時間を空けて繰り返し思い出す作業が欠かせません。

覚えた直後より数日後の復習を優先する

覚えた直後にすぐ復習するより、

数日から1週間ほど間隔を空けて復習したほうが記憶に残りやすいことが知られています。

年号の暗記も一夜漬けにせず、期間を空けた復習を学習計画に組み込むことが重要です。

アクティブリコールで思い出す練習をする

語呂合わせやストーリーで覚えた年号も、

参考書を見返すだけでは実際に思い出せるか確認できません。

何も見ずに年号や出来事の流れを声に出す、書き出すといった

アクティブリコール(想起練習)を挟むことで、覚えた知識を得点力に変えられます。

定期テストと共通テストの両方に効かせる復習サイクルを作る

定期テストの直前だけ覚えて終わらせず、

1か月後にもう一度同じ範囲を思い出す時間を学習計画に組み込むと、

共通テストや模試の時期にも年号の知識を持ち越せます。

日本史だけでなく受験全体の学習計画に悩んだら

日本史の年号暗記のコツを押さえても、

化学をはじめとした他教科とのバランスが崩れていては本末転倒です。

松山市の受験生の中には、化学や数学に力を入れる理系志望でありながら、

共通テストでは歴史総合・日本史探究を選択科目にしている人も多く見られます。

覚えた内容を、使える状態まで定着しているかを確認する仕組みは、

日本史に限らずどの科目でも重要になります。My Self_Learnは愛媛県松山市を拠点に、

化学の受験対策を中核としながら、

生徒ごとの学習計画や確認テストによる理解度の確認を重視しています。

暗記した内容を得点に変えるという考え方は、化学のテストゼミで重視している発想を、

日本史のような暗記科目にも応用できる部分があります。

科目全体のバランスや受験戦略まで含めて相談したい方は、進路相談も選択肢のひとつです。

年号を思い出す練習の具体的なやり方については、

アクティブリコール(想起練習)についての記事で詳しく解説しています。

古文単語のように語呂合わせと流れの理解を組み合わせたい方は、

古文単語の覚え方についての記事もあわせてご覧ください。

日本史の年号の覚え方|1185年など変わった年号にも対応するコツ:まとめ

日本史の年号は、単語のように丸暗記するのではなく、出来事の原因と結果、そして教科書の記述が更新された背景まで含めて覚えることが定着への近道です。自作の語呂合わせ・縦横の整理・間隔を空けた復習とアクティブリコールを組み合わせ、共通テストの資料読解にも対応できる形で知識を積み上げていきましょう。

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