オープンキャンパスに参加したものの、
「結局、何を見ればよかったのか分からなかった」
と感じた経験がある人は少なくありません。
結論からお伝えすると、オープンキャンパスは、
参加する前にどれだけ準備できているかで、
得られる情報量が大きく変わります。
この記事では、学年別の参加目的、
参加前に準備しておきたいこと、
当日に意識して見ておきたいポイントを紹介します。
結論:オープンキャンパスは「行く前の準備」で価値が変わる
言われるままに説明を聞いて回るだけでは、
後から振り返ったときに、
大学ごとの違いがあいまいになりがちです。
確認したいポイントをあらかじめ決めてから参加すると、
同じ時間でも得られる情報の質が変わります。
学年によって参加する目的を変える
オープンキャンパスの活用の仕方は、
学年によって変えるのが基本です。
高1・高2は視野を広げるために参加する
まだ志望校が決まっていない段階では、
興味のある分野を幅広く見て回ることを目的にします。
模擬授業や学部説明を通して、
自分がどんな学びに関心を持てるかを
確認する機会として活用しましょう。
高3は志望校を絞り込むために参加する
受験学年になると、
志望校が本当に自分に合っているかを
確認する場としての意味合いが強くなります。
カリキュラムやサポート体制など、
入学後の生活に直結する情報を、
重点的に確認しておきたい時期です。
参加する大学の選び方
興味のある大学すべてに参加しようとすると、
時間的にも体力的にも負担が大きくなります。
参加校数の目安は3〜5校程度とされており、
第一志望、比較対象、併願候補を
それぞれ含めて選ぶと、
大学ごとの違いを比較しやすくなります。
参加前に準備しておきたいこと
当日の情報量を増やすために、
参加前の準備が重要です。
確認したい質問をリスト化しておく
「同じ学部を持つ他大学との違いは何か」
「取得できる資格や進路実績はどうか」など、
知りたいことを事前にリスト化しておくと、
その場で質問しやすくなります。
学部・学科の違いを事前に調べておく
大学案内やホームページで、
学部・学科のカリキュラムを
ある程度調べたうえで参加すると、
説明を聞いたときの理解度が高まります。
参加前チェックリスト
・確認したい質問を3〜5個メモしておく
・学部・学科のカリキュラムを軽く調べておく
・持ち物(筆記用具・メモ帳・上履き等)を前日に確認する
・当日の集合時間・持ち物は大学の公式サイトで最新情報を確認する
当日、意識して見ておきたいポイント
会場では、説明を聞くだけでなく、
次の3つの視点で観察することを意識してみましょう。
| 観点 | 確認できること |
|---|---|
| 授業・研究室の雰囲気 | 模擬授業の内容、施設・設備の充実度 |
| 学生生活・通学環境 | 在学生の様子、通学時間、周辺環境 |
| サポート体制・カリキュラム | 進路指導、資格取得支援、履修の自由度 |
在学生スタッフに話しかけられる機会があれば、
パンフレットだけでは分からない、
実際の学生生活について聞いてみるのもおすすめです。
化学系の学部・学科を検討している場合に見ておきたい点
理学部化学科や薬学部、医学部など、
化学が中心科目になる学部を検討している場合は、
実験室・研究室の設備や、
1年次からどの程度実験に参加できるかを
確認しておくと、入学後のイメージが具体化します。
模擬授業でどの分野(理論・無機・有機)を
扱っているかを見ておくと、
自分が今取り組んでいる受験勉強との
つながりも意識しやすくなります。
参加後にやっておきたいこと
複数の大学を回ると、
時間が経つにつれて印象が混ざりやすくなります。
その日のうちに、良かった点、気になった点を
簡単にメモしておくと、
後で比較するときに役立ちます。
「なんとなく良かった」で終わらせず、
何が決め手になったのかを
言葉にしておくことが大切です。
比較メモに残しておきたい項目の例
・授業の内容と自分の興味が合っていたか
・通学時間や周辺環境に無理がないか
・サポート体制やカリキュラムで魅力に感じた点
・他の大学と比べて気になった違い
オープンキャンパス以外でも情報を集める方法
日程が合わない大学については、
大学案内資料の取り寄せや、
オンラインでの個別相談・説明会を
活用する方法もあります。
すべての候補校に
直接足を運べるとは限らないため、
オープンキャンパスとオンラインの情報収集を
組み合わせて考えるとよいでしょう。
松山市から参加する場合に気をつけたいこと
県外の大学のオープンキャンパスに参加する場合、
移動時間や宿泊の準備も必要になります。
夏休みなど、学習時間を確保したい時期と
重なりやすいため、
参加する日程と学習計画のバランスを
あらかじめ調整しておくと安心です。
特に模試や定期テストの直前に
遠方への参加を詰め込むと、
移動の疲れが学習に影響することもあるため、
年間スケジュールを見ながら、
無理のない時期を選ぶことをおすすめします。
よくある質問
オープンキャンパスに参加しないと入試で不利になりますか
参加の有無自体が、
一般選抜の合否に直接影響することは基本的にありません。
ただし、志望理由書や面接がある入試方式では、
大学への理解の深さが問われる場面もあるため、
参加できる場合は活用しておくと安心です。
1人で参加しても問題ありませんか
1人での参加も珍しくありません。
不安な場合は、友人と一緒に参加したり、
学校や塾の先生に事前に相談しておくと、
当日の動き方をイメージしやすくなります。
My Self_Learnができること
志望校選びは、オープンキャンパスで得た情報だけでなく、
自分の学力や科目バランスとあわせて
総合的に判断する必要があります。
My Self_Learnでは、化学を中心とした受験対策に加えて、
受験生ごとの学習計画づくりや、
志望校に合わせた科目バランスの相談にも対応しています。
オープンキャンパスで見えてきた志望校の方向性を、
実際の学習計画にどう落とし込むか迷う場合は、
検討しやすい選択肢のひとつです。
また、志望校がまだ決まっていない場合は、
あわせてご覧ください。
年間を通じた受験対策の進め方については、
詳しく紹介しています。
オープンキャンパスの活用法|後悔しないための準備と当日のチェックポイント:まとめ
この記事のポイント
・高1・高2は視野を広げる、高3は志望校を絞り込むという目的で参加する
・参加校数の目安は3〜5校、第一志望・比較対象・併願候補を含めて選ぶ
・確認したい質問をリスト化し、学部・学科の情報も事前に調べておく
・授業の雰囲気、学生生活、サポート体制の3つの視点で観察する
・参加した当日のうちに、良かった点・気になった点を言葉にしてメモしておく
オープンキャンパスは、
ただ参加するだけでは印象止まりになりやすいイベントです。
事前の準備と参加後の整理を意識することで、
志望校選びに使える具体的な材料に変わります。
限られた参加回数を無駄にしないよう、
目的を持って臨んでみてください。




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