「単語も文法も分かるのに、
英語の音声になると
急に聞き取れなくなる」。
共通テストの模試を受けるたびに、
そう感じている高校生は
少なくありません。
結論から言うと、リスニングが
伸び悩む原因は「音を聞き取る力」と
「聞きながら意味を処理する力」の
2つに分かれ、原因によって
効果的な対策が変わります。
この記事では、共通テストの
出題構成を踏まえたうえで、
音読・ディクテーション・
シャドーイングの使い分けと、
1週間の実行プランを、松山市の
大学受験塾My Self_Learnが
解説します。
結論:英語リスニングが伸び悩む2つの原因
対策を選ぶ前に、自分が
どちらのつまずき方をしているか、
まず確認しておきましょう。
簡単な見分け方として、知っている
単語だけで構成された短い音声を
1回聞いてみてください。
書き取れなければ音声知覚、
書き取れても意味が
すぐ浮かばなければ情報処理の
つまずきだと判断できます。
| 原因 | よくある症状 | 効きやすい対策 |
|---|---|---|
| 音声知覚が弱い | 単語は知っているのに、音がつながると聞き取れない | ディクテーション・音読 |
| 情報処理が追いつかない | 聞き取れても、意味に変換する前に次の文が始まる | シャドーイング・先読み訓練 |
多くの受験生は、この2つが
混ざった状態でつまずいています。
後述する3つの勉強法を
組み合わせて使うことをおすすめします。
共通テストの英語リスニングの仕組みを知っておく
やみくもに音声を聞くより、
先に試験の仕組みを知っておくほうが、
対策の優先順位を決めやすくなります。
共通テスト英語リスニングの基本情報
・配点は100点で、リーディングと
同じ比重(旧センター試験は
筆記200点・リスニング50点だった
ため、比重は大きく上がっている)
・大問6問・解答数37問という構成
・第1問・第2問は音声が2回、
第3問以降は1回しか流れない
後半になるほど1回読みの問題が
増えるため、前半で確実に得点し、
集中力を後半まで残せるかが
差になりやすい試験です。
後半の図表・グラフを使う設問では、
音声が流れる前に選択肢や
資料へ目を通しておく「先読み」が
有効とされています。
読みながら数字や固有名詞だけを
短くメモしておくと、聞きながら
選択肢を絞り込みやすくなります。
2026年度の共通テストでは、
英語リスニングの平均点が
54.65点(100点満点)という
結果でした(出典:Z会・河合塾の
共通テスト分析、2026年8月確認)。
平均点や出題傾向は年度によって
変わるため、最新の情報は
大学入試センターの公表資料や、
その年の過去問研究記事で
あわせて確認してください。
英語リスニング力を伸ばす3つの勉強法
ここからは、原因別に
効果が出やすいとされる
3つの勉強法を紹介します。
音読:音とスペルを一致させる
教科書や問題集の英文を、
意味を意識しながら声に出して
読む練習です。
自分が正しく発音できない単語は、
リスニングでも聞き取れないと
言われています。
1文ずつ区切りながら、
1日10分程度から始めるのが
続けやすい目安です。
ディクテーション:聞こえない部分を特定する
短い音声を聞き、聞こえた内容を
そのまま書き取る練習です。
書き取れなかった部分が、
自分が聞き取れていない音の
パターンだと分かります。
1回で全部を聞き取ろうとせず、
2〜3回聞いて答え合わせをする
やり方でかまいません。
シャドーイング:情報処理のスピードを上げる
音声を聞きながら、少し遅れて
同じように発音を追いかける
練習です。
リスニングとスピーキングを
同時に使うため負荷が高い分、
効果も大きいと言われています。
最初から長い音声に挑戦すると
挫折しやすいため、1文単位の
短い音声から始めましょう。
使う音声:過去問はいきなり使わない
共通テストの過去問は、形式に
慣れる仕上げの段階で使うのが
おすすめです。
最初のうちは、教科書付属の
CD音声や、NHKラジオ講座など、
速度がゆるやかな教材から
始めるほうが、音声への抵抗感
なく練習を続けられます。
1週間の実行プラン
3つの勉強法をどう配分すればよいか、
目安となる1週間の組み方を
紹介します。
| 曜日 | 学習内容 |
|---|---|
| 月・水・金 | ディクテーション15分+音読10分 |
| 火・木 | シャドーイング15分 |
| 土 | 今週使った音声を通しで聞き直す復習 |
| 日 | 模試形式の演習(先読み・メモの練習) |
部活動や定期テストの時期は
時間が取りにくいため、まずは
1日15分から始め、慣れてきたら
時間を伸ばす形でかまいません。
松山市の高校生が通学時間を活用する方法
松山市内の高校に通う生徒は、
伊予鉄道やバスでの通学時間が
ある人も少なくありません。
車内では声を出しにくいため、
通学時間はディクテーションより、
音声を聞くだけの練習や、
口を小さく動かすだけの
シャドーイングに向いています。
声を出す音読やディクテーションは、
自宅や自習室など、声を出せる
環境で行うと決めておくと、
通学時間と自宅学習の役割を
分けやすくなります。
自分で対策しても伸び悩むときの見極め方
ここまでの勉強法を試したうえで、
次の項目を確認してみましょう。
自己チェック3項目
①音声を使った学習を、毎日15分
以上・2週間以上続けられているか
②自分のつまずき方が「音声知覚」
「情報処理」のどちらか説明できるか
③模試や問題演習の点数の変化を
記録できているか
2週間続けても点数や手ごたえに
変化が見えない場合、自己流の
方法そのものが合っていないか、
つまずきの原因を勘違いしている
可能性があります。
リスニング音声への慣れは
短期間でも表れやすい一方、
2週間続けても変化がない場合は、
時間を増やすより、原因の
見立てそのものを疑う段階です。
その場合は、自分の音声を録音して
聞いてもらう、模試の設問ごとの
正誤を一緒に分析してもらうなど、
第三者による確認が必要になります。
My Self_Learnで英語を含めた受験全体の課題を整理する
リスニングだけを個別に
鍛えようとしても、英語の
読解や単語力、他教科との
時間配分が整理できていないと、
効果が出るまでに時間がかかります。
My Self_Learnは化学の受験対策を
中核としながら、生徒ごとの
弱点に合わせた個別指導と、
確認テストの結果を学習計画へ
反映する学習管理を行っています。
英語のリスニングだけを
切り離して見るのではなく、
英語の他分野や他教科との
優先順位もあわせて整理したい方に
向いている選択肢です。
松山市で、科目ごとの学習配分や
進捗管理まで相談できる場所を
探している場合は、検討しやすい
塾のひとつだと言えます。
対応できる科目や指導形態は
変更されることがあるため、
英語の指導について詳しくは
公式サイトでご確認ください。
リスニングの練習を無理なく
続けるための復習のタイミングは
記事でも解説しています。
また、リスニング対策を1週間の
計画に組み込みたい方は
記事もあわせてご覧ください。
英語リスニングの勉強法|大学受験・共通テスト対策で伸ばす具体的な手順:まとめ
英語リスニングが伸び悩む原因は、
「音声知覚」と「情報処理」の
2つに分かれ、原因によって
効く対策が異なります。
共通テストは100点満点で
リーディングと同じ配点になり、
後半ほど1回読みが増える
構成です。
音読・ディクテーション・
シャドーイングを組み合わせ、
1日15分からでも継続することが、
遠回りに見えて確実な近道です。




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